還暦を機に始めた撮影トレッキングに行ったネパールヒマラヤ・パキスタンカラコルム・ヨーロッパアルプス・日本アルプスなどの山岳写真のほか内外の風景写真を掲載しています。


by chusan8611
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NO44オーストラリア紀行2009

CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO44:オーストラリア紀行2009
~巨樹と小動物との出会い~

次女がオーストラリア・ブリスベンに居住していることから、たびたびブリスベンを訪れ、次女宅をベースに景勝地を訪れています。今年も1月中旬から一ヶ月ほど訪れましたが(その間、11日間ニュージーランド南島のアオラキ/マウント・クック峰などを撮影)、ご存知の通り、南半球に位置するため、日本とは気候が逆で、真夏の太陽をたっぷりと浴びて来ました。今回の旅では、ニュージーランド行の前後3週間ほどブリスベンに滞在し、世界遺産のラミントン国立公園の中にあるオライリー・ゲストハウスに宿泊して、オーストラリア固有の動物たちや原生林を撮影、さらにボタニック・ガーデン(植物公園)の巨樹などを撮影してきました。この国の人たちは、大変に緑を大切にしており、いたるところに公園が設置され、大きな木の下で野外パーティーをしたり、談笑しながら《スローライフ》を楽しんでいるようでした。そんな様子を含め、めずらしい木々や、小鳥、小動物などを作品として纏め、ブログ投稿してみました。ご笑覧ください。なお、オーストラリアの風物に興味のある方は、以前、投稿した下記のブログをご覧下さい。

(1)ブログNO12 ブリスベン紀行1998(2006-9-13公開:カテゴリ・世界の風景)
(2)ブログNO24 タスマニア紀行2007(2007-9-24公開:カテゴリ・世界の風景)
(3)ブログNO25 オーストラリア紀行2007(2007-9-28公開:カテゴリ・世界の風景)

2009-3-17  加藤忠一記

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01*ゴールドコーストの海岸にて:ゴールドコーストにて*ブルスベンを訪ねると必ず一回はゴールドコーストに行き、海辺近くのシーフード店でボイルしたエビやカニを買って、この屋外テーブルで食べることが多い。この場所は木陰もあり、地元の人たちや観光客が海風にあたりながら楽しそうに食事をしている。

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02*砂の芸術品:ゴールドコースト海岸にて*夏のゴールドコーストの海岸はサーファーや避暑客で大変な賑わいをみせる。ペリカンやカモメなども多く飛来し、子供たちがそれを追いかけている。砂場で《指の砂彫刻》を見つけた。最初、ギョットしたが、良く見ると大変立派に作られている。

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03*ブリスベン川の辺にて:ブリスベンにて*ブリスベン・シティを囲むようにブリスベン川が流れているが、その近くの畔は公園も多く、大きな木々が生い茂り、市民憩いの場所になっている。ブリスベン川では観光船やボートがのんびりと行き交っている。

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04*:ボトル・ツリーの下で:ブリスベンにて*日本食が食べたくなり、ブリスベン・シティに出かけたとき、徳利の形をした大きな木を発見、木の名前を聞いてみると《ボトル・ツリー》という答えがかえってきた。たしかによく見ると、幹の形が徳利にそっくりである。この公園一帯に何本もの《徳利》が見られた。徳利の木の下では丁度昼休みで、サラリーマンたちが談笑し、白鷺に似た鳥が遊んでいた。

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05*木陰のベンチにて:ブリスベン・ボタニックガーデンにて*この町の人たちや行政は緑を大切に保護し、公園には巨木が生い茂り、市民憩いの場所になっている。どこかの国?のように、国会議員の豪華宿舎を建てるため、公園にあるたくさんの木々を伐採するような無神経・無慈悲・自分勝手な国とは大違いである。

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06*緑の海原:ブリスベン・ボタニックガーデンにて*ブリスベン・ボタニックガーデンは町の真ん中に広大な敷地を確保し、樹齢何百年という巨木が生い茂り、たくさんの草花が植えられ、小鳥たちが囀っている。見渡す限り緑一色で《緑の海原》を見ているようである。

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07*巨木の腰回り:ブリスベン・ボタニックガーデンにて*この公園は創設時に植えられていた巨木を上手に配置して造られたのであろう。じつに立派な腰回りの巨木があちこちに見られる。どっしりと地中に根を下ろし、“どんな嵐にも負けないぞ“といった面構えを見せていた。

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08*巨樹上のギター演奏会:ブリスベン・ボタニックガーデンにて*どこからか、ギターの音色が聞こえてきたので周りをよく見ると、奇根の絡み合った樹上に若い女性が一生懸命ギターを弾いていた。近くの大学の女子生徒で、昼休みにはよくこの木の上で演奏を楽しんでいるという。カイドの娘婿の話では、この巨木はフィグ(Fig)という樹であるという。

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09*“この木なんの木?気になる木“:*オーストラリアには日本では見られない巨木や面白い花をつけた巨樹が多く見られる。これらの巨木はカメラの被写体にもってこいである。ただし、標準レンズでは入り切れないので「超広角レンズ」を使う。見事な花を咲かせているこの巨木は、10mm-20mmのレンズを使って、全体、真下、真横と角度を変えて何枚も撮ってみた。この木はポインシアナ(Poinciana)という木で、真っ赤な花が青空に映え印象的であった。オーストラリアでは公園や個人宅にも植えられている。


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10*ボトル・ツリーの下で:*この公園でも《ボトル・ツリー》を何本も見つけた。このときも昼過ぎで家族が木の下で食事をとっていた。ここでの食事は、どんな立派なレストランにも負けないすばらしい食事会であろう。

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11*オライリーのゲストハウス:Oreillys Rainforest Guest House:オライリー入口にて*世界遺産のラミントン国立公園の中にあるオライリーのゲストハウスの一泊旅行を楽しんでみた。自然の中でゆっくり出来るように設計された落ちついたホテルである。部屋にはテレビ・電話やパソコンなどを備えていないので、鳥の声や静けさに耳を傾けてリラックスした時間を過ごす事が出来た。オーストアラリ観光賞を何度も受賞しているゲストハウスだそうである。

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12*ツリー・ウォーク:オライリー遊歩道にて*ここは原生林がそのままの状態で保存され、ホテルを出ると、木道の遊歩道が造られ、ゆったりと《ツリー・ウォーク:Tree Walk》を楽しむことが出来る。遊歩道の途中には、地上16メートルに架けられた《ツリー・トップ・ウォーク》もある。何事も経験とばかりに挑戦したが、高所恐怖症の私は中間点であきらめた。

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13*巨木の板根(ブーヨング・Booyong):オライリー遊歩道にて*遊歩道の左右は高さ30mを超える巨木で覆われ、その根周りの大きさには驚かされる。これだけの高さを支えるには幅広い巨根は必要で、巨大な板根がどっしりと巨木を支えている。

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14*巨木の空洞:オライリー遊歩道にて*原生林には、たくさんの蔓類が巨木に絡まり、それらの巨木は、まきついた寄生植物に栄養分を吸い取られ、長い年月が経つと巨幹が空洞にされてしまう。この巨木も巨根が空洞になり、その中には、人が十分に入ることが出来る。私も巨根の中に入って見たが、自然界の神秘さを目の前に突きつけられた思いである。この木はストラングル・フィグ(Strangle Fig)という木で、フィグ(Fig)とはイチジクの木とのこと。

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15*鬱蒼たる原始林:オライリー遊歩道にて*遊歩道も中ほどになると、鬱蒼たる木々に覆われ、薄暗い世界が現出する。巨木にはシダや観葉植物などが幹に巻きついている。

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16*ユリの仲間たち:オライリー遊歩道にて*こごれ陽のあたる巨木の下には、色とりどりの花が咲き乱れている。この白い花はユリの仲間と思われるが、甘酸っぱい香りを周囲に放っていた。

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17*アゲハ蝶発見:オライリー遊歩道にて*紫色のユリの仲間を撮影していると《アゲハ蝶》が飛来し、花の蜜を吸い始めた。そっと近づき、何枚もシャターを押し続けた。

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18*バード・ウォーク:オライリーにて*ここでは自然観察ツアーの一つとして、有料の《バード・ウォーク(野鳥観察)》がある。専門の野鳥ガイドがいろんな野鳥を呼び寄せ解説してくれる。遊歩道を歩いていても気付かなかったが、ガイドが呼ぶといろんな野鳥が指先の餌を取りにくる。この鳥の名前は、リジェント・バワーバード(Regent Bowerbird)という鳥でオライリーの代表的な野鳥である。この鳥はメスであるが、メス鳥は羽根が黄色と黒の大変に美しい野鳥で、オライリーのトレードマークにもなっている。

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19*小さい野鳥:ホワイト・ブロウッド・スクラブレン(White-browed Scrubwren):オライリーにて*この小鳥は遊歩道の茂みに見え隠れしながらわれわれの後を追うようについてきた。体長7~8cmと小さく、小さな目が可愛らしい。

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20*切株にとまった野鳥(ウイップ・バード Whip Bird):オライリーにて*この野鳥は、バード・ウオークの時に朽ち果てた切り株の上に飛来した。トサカを広げ、一生懸命に存在をアピールする仕草が実に可愛かった。

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21*七面鳥の仲間:オーストラリアン・ブラッシュ・ターキー(Australian Brush-turkey)とブラック・ボーイ:オライリーにて*オライリーのゲストハウスの周辺には、野生の七面鳥の仲間:オーストラリアン・ブラッシュ・ターキーが数多く生息している。背後の木は《ブラック・ボーイ》というオーストラリア特有の木である。

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22*ポッサム現わる:オライリー・ゲストハウス・レストランにて*オライリーにはたくさんの小動物が生息し、園内のあちこちに姿を現す。レストランの窓際でディナーをとっていると、急に窓際の他の客たちが騒ぎ始めたのでそちらを見ると《ポッサム》が餌を物色し始めたのか、2匹ほど姿を現した。

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23*可愛いワラビー:オライリーにて*カンガルーにはいくつかの種類があり、立ち上がると体長2mにもなる《カンガルー》のほか、体長50~60cmの《ワラビー》や体長30cmほどの《パディー・メロン》などがいる。この写真は雌のワラビーで、お腹の中には赤ちゃんがいると思われる。

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24*小さいパティ・メロン:オライリーにて*夕方、落日の風景を撮影していると、芝生の斜面に餌を求めて《パディー・メロン》が現れた。ちょっと距離が遠く望遠撮影になったが、さかんにこちらを気にしていた。大変、臆病な小動物である。

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25*赤ちゃんを抱っこしたワラビー:*夕方近く、次女宅から車で20分ほどにあるコアラ公園に《コアラ》の撮影に出かけた。運悪く《コアラ》には出会えなかったが、あちこちで《ワラビー》が草を食んでいた。その中に大きな腹に赤ちゃんを抱え、時々、その赤ちゃんが顔を出しているのを見つけ、追跡撮影を始めた。200mの望遠レンズしか装着していなかったので限りなく近づこうとしたが、神経質なワラビーはすぐに逃げ去ってしまう。この写真はそんな「私とワラビーの追っかけっこ」の苦闘の末に撮れた一枚である。

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26*アンブレラ・ツリーに止まったオーム(ロリキート):ブリスベン次女宅付近にて*次女宅に滞在中、野鳥が多いので、よくカメラ片手に散歩に出かけた。このオームは《ロリキート》という種類で、葉が傘に似た形をしている《アンブレラ・ツリー》の実を食べに来ていた。

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27*色鮮やかなオーム(クリムソン・ロゼラ:Crimson Rosella):オライリーにて*オライリーでは観光用にオームの餌付けをしている。もちろん、野鳥であるのでこちらの思うようなスナップは撮りにくい。

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28*鮮やかな色合いのオームの羽根模様(クリムソン・ロゼラ:Crimson Rosella)::オライリーにて*この種のオームは羽根の模様が大変にすばらしい。何枚かシャッターを切った内の一枚である。

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29*:私だけのオームのカンザシ(クリムソン・ロゼラ:Crimson Rosella):オライリーにて*オームは餌をもった腕や指には飛来するが、こちらが撮りたいポーズのところには止まってくれない。白髪の老婦人の頭にオームが来るのをじっと待ち続けた。とうとうしびれを切らして諦めかけた瞬間、見事に頭上着陸してくれた。正面ではプライバシーがあるので後方から狙って見た。

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30*:“オームさん こんにちは“(クリムソン・ロゼラ:Crimson Rosella):オライリーにて*子供たちにオームが止まるのも被写体としては「狙い目」である。大人では作られた笑顔しか見せないが、子供の表情は極めて自然で可愛い。この子の上目つかいの表情とオームの子供の顔を見下ろす仕草が面白かった。
          以上
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by chusan8611 | 2009-03-16 21:05 | 世界の風景