還暦を機に始めた撮影トレッキングに行ったネパールヒマラヤ・パキスタンカラコルム・ヨーロッパアルプス・日本アルプスなどの山岳写真のほか内外の風景写真を掲載しています。


by chusan8611
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カテゴリ:日本の山岳風景( 10 )


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by chusan8611 | 2010-03-25 15:28 | 日本の山岳風景

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by chusan8611 | 2010-03-10 14:42 | 日本の山岳風景

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by chusan8611 | 2010-02-19 20:53 | 日本の山岳風景

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by chusan8611 | 2010-02-16 10:33 | 日本の山岳風景
CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO36:錦秋涸沢2008(作品編)

《涸沢》は三方を北穂高岳3106m、涸沢岳3110m、奥穂高岳3190m、前穂高岳3090mに囲まれたカールで、日本を代表する氷河地形です。中央堆石丘(モレーン)の標高2300m地点には涸沢ヒュッテがあり、10月中旬に5日間ほど滞在し、錦秋の涸沢を撮影してきました。

秋の涸沢は、燃えるようなナナカマドの黄色&赤色や山肌に映える草紅葉に染まり、まさに、《錦絵の山岳美》を現出してくれます。

私が滞在した5日間は雨・雪・曇り・快晴・霧と天候が変化し、それに伴い、涸沢はいろんな表情を見せてくれました。涸沢での一日の撮影スケジュールは、
*AM4:30起床、撮影ポイント着AM5:30、AM6:00朝やけの穂高連峰撮影
*AM9:00~11:00奥穂高岳登山道周辺のナナカマド撮影
*PM3:00~4:00丸山周辺の撮影
*PM8:00~10:00天候により月&星の撮影
というスケジュールで撮影してきました。とくに、朝焼けの穂高連峰は、毎日、快晴に恵まれ、「これが日本の山だろうか?」と思われるほど《真っ赤》に染まってくれました。ここ10数年、ヒマラヤ高峰の朝焼けを撮影してきましたが、ヒマラヤに劣らない見事な赫光の穂高連峰でした。

山岳撮影も一般の風景写真と同じで、光の射し具合が勝負ですから、撮影も朝夕が勝負となり、昼間はのんびりとヒュッテの展望台でビールやコーヒーを飲みながら談笑していました。丁度、《星明りの穂高》を撮影に見えられた山岳写真家「藤田弘基氏」(藤田さんとはヒマラヤ撮影でご一緒したことがあります)や穂高や槍ケ岳撮影の第一人者「近藤達朗氏」(近藤さんは涸沢ヒュッテでの写真教室を25回も開催し、私も今回参加させていただきました)の先生たちと山岳撮影談議をしてきました。いずれにしても、今回の涸沢紀行はすばらしい撮影行でした。(投稿作品:PENTAX645Nで撮影した作品)     2008-11-6 加藤忠一記

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01*錦絵・涸沢カール:涸沢ヒュッテにて*涸沢ヒュッテの展望台に出てみると、そこは文字通り、《錦絵の世界》であった。ナナカマドは多少葉が落ちかけてはいたものの、北穂南稜末端にある《涸沢小屋》付近もナナカマド&這松&草紅葉など赤・黄・緑の三色に彩られ、涸沢岳には形の良い雲が流れ去って行った。

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02*ナナカマド競彩:丸山にて*ここ丸山は《秋の涸沢》撮影の定番ポイントで、数多くの作品が撮られている。丸山右手中央に緑の這松を配し形と色合いの良いナナカマドを上手に構成すれば良いが、私が訪れた時は、時期的に盛りが過ぎ去り色合いも黒ずんできて落葉も見られた。しかも、光線状態もフラットであり、涸沢岳の雲の出方も平凡であった。形の良い雲が流れ、這松付近にスポット光線が射しこみ、ナナカマドが鮮やかな色合いを見せてくれたら申し分ない。

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03*北穂高岳と南稜付近の紅葉:丸山付近にて*丸山右末端からは北穂高岳と南稜が見渡せる。ここからの紅葉風景も捨て難い。強烈な斜光線を期待して暫らく待ってみたが、このときは、薄日が射しこんだだけで終わってしまった。

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04*新雪の涸沢カール三段模様:涸沢ヒュッテ付近にて*昼過ぎからの雨が霙となり、期待していた降雪となった。小降りとなったところでヒュッテ展望台に出てみると涸沢岳下部から這松の丘付近まで積雪が見られ、不十分ながらも、手前のナナカマドの赤と相まって《三段模様の涸沢カール》を演出していた。

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05*ナナカマドの実と新雪の涸沢カール:涸沢ヒュッテ付近にて*ナナカドの実に雨露がついていたので、形の良いナナカマドを見つけにヒュッテ展望台を下る。一本のナナカマドをみつけ、縦位置で切り取ってみた。

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06*ナナカマドの実と晴天の涸沢カール:涸沢ヒュッテ展望台下にて*燃えるようなナナカマドも見事であるが、落葉した枝にいくつかの実を残している風情もすばらしい。私はむしろ落葉した枝にわずかに残るナナカマドに魅力を感じる。広角レンズでパンフォーカスに切り取ってみた。
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07*奥穂高岳と三色のナナカマド:涸沢ヒュッテ下パノラマロード入口にて*ガレ場の斜面には赤・黄色などのナナカマドが夕方の斜光線に輝き、背後の奥穂高岳には雲が何度となく流れ去って行った。

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08*前穂吊尾根と真っ赤なナナカマド:涸沢ヒュッテ下パノラマロード入口にて*折からの斜光線に輝く真っ赤なナナカマドご実に見事であった。前穂高岳吊尾根には雲が流れだし、出来るだけナナカマドに近づき切り取ってみた。

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09*逆光線に輝く黄色いナナカマドと前穂高岳三本槍:奥穂高岳登山道にて*夕方近くになると前穂高岳吊尾根にも光が届き始める。明神岳側からの斜光線が射しこむと黄色いナナカマドが逆光に輝き始める。

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10*真っ赤に燃えるナナカマドと北穂高岳&涸沢槍:奥穂高岳登山道にて*実に見事な色合いである。折からの順光気味の光線に照らされ、誇示するように真っ赤な色を見せていた。涸沢槍の頂上付近に雲が昇り始めるのを待ってシャッターを切ってみた。

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11*黄色いナナカマドと奥穂高岳:奥穂高岳登山道にて*涸沢ヒュッテから奥穂高岳への登山道周辺には大小・色合い様々なナナカマドが見られる。背後には前穂&奥穂&北穂と日本有数の名峰が聳え立ち、雲との組み合わせを考えながら何枚もシャッターを切ってみる。

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12*黄色いナナカマドと涸沢岳:奥穂高岳登山道にて*姿見の良さでは奥穂高岳登山道周辺ではNO1のナナカマドである。645レンズの35mm(35mmカメラ換算21mm)で50cmほどまで近づいて撮ってみた。

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13*投影する涸沢岳:涸沢小池平にて*朝やけの穂高連峰のドラマが終わると、すぐさま小池平に移動し、小池に投影する涸沢岳や北穂高岳を撮影する。この朝の小池平は暖かく水面に氷がなく波風も立たず、水面には北穂や涸沢岳が投影していた。

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14*氷面に投影の涸沢岳:涸沢小池平にて*翌朝は冷え込みが厳しく、行ってみると小池一面に氷が張り、涸沢岳の投影は見られなかった。それでも氷面の紋様と朝やけの涸沢岳の赤みを帯びた姿が面白くシャッターを押してみた。

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15*涸沢岳に落ちる満月:涸沢ヒュッテ展望台にて*《星明りの穂高》もテーマの一つで一度挑戦してみたが、満月のため昼間のように山容が明るく撮れてしまい、星の流れ方も悪く、作品にはならなかった。しかし、満月が丁度涸沢岳に落ちて行くシーンが見られ、山肌の草紅葉模様もくっきりと映し出された。

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16*夕照の涸沢岳:涸沢ヒュッテ付近にて*滞在中、穂高連峰は夕日に山稜が赤く染まることがなく、何度となく夕焼けの穂高連峰を待ってみたが、この写真のように涸沢岳頂上付近がわずかに染まった程度で終わってしまった

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17*朝霧と涸沢岳:涸沢小池平付近にて*夜明けから日の出までの涸沢はいろんな表情を見せてくれる。この日は朝霧が涸沢岳下部を帯状に流れて行き、その霧に光が射しこむとたちまちピンク色に染まって行った。霧の中の草紅葉も面白い。

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18*草紅葉と涸沢岳:涸沢小池平付近にて*朝霧が流れ去ると涸沢岳の山容もくっきりと見えてくる。朝日が涸沢岳の下部にまで達したころでシャッターを押す。

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19*夜明けの涸沢岳:涸沢小池平付近にて*夜明け前の涸沢岳の表情である。まだ朝陽の射しこまない涸沢は静まりかえっている。

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20*赫光の涸沢岳:涸沢小池平付近にて*朝陽が射しこみ始めると涸沢岳は吠えるがごとく山容を真っ赤に染め上げて行く・カメラマンが一斉にシャッターを切る至福の時である。

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21*朝焼けに染まり始めて行く涸沢岳:涸沢小池平付近にて*朝焼けも時間の経過と共にその色合いが変化する。この写真は真っ赤に燃えた後、赤味が多少とれた頃にシャッターを押した一枚である。

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22*朝焼けの奥穂高岳:涸沢小池平付近にて*山容の面白さからどうしても涸沢岳と涸沢槍にレンズが向いてしまいがちであるが、奥穂高岳も実に堂々として聳え立ち、山肌を赤く染めた姿はすばらしい。

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23*朝日に染まる北穂高岳:涸沢小池平付近にて*北穂高岳は涸沢からの登山者で奥穂高岳に次ぎ人気のある山と聞く。南稜ルート経由が比較的登りやすいかでもあるが、涸沢からの姿は雄大である。

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24*雲上がる赫光の涸沢岳:涸沢小池平付近にて*今回の撮影で最も撮影枚数の多いのが、赤く染まった涸沢岳である。この涸沢岳の朝焼けはヒマラヤにも劣らない天下一品の山岳絶景シーンであり、私の脳裏に深く刻み込まれたワンショットである。  《完》
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by chusan8611 | 2008-11-07 20:23 | 日本の山岳風景
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NO35:秋彩涸沢紀行2008(デジカメ編)

2008-10-30に放映された、NHK総合テレビ「紅葉と雲上の絶景《秋の北アルプスを行く》」をご覧になり、感動された方もいるかと思いますが、久しぶりに秋の涸沢を訪ね、山岳紅葉を思う存分撮影してきました。

北アルプスの涸沢は青春時代の思い出がたくさん詰まった地で、北アルプス縦走の行き帰りに何度となく訪れた場所です。10月中旬から一週間ほどをかけ、《錦秋の涸沢》を訪ねましたので、そのときの様子を何枚か投稿してみます。

秋の涸沢撮影行はいつか行くつもりでいたのですが、ここ10数年は秋にはヒマラヤ撮影が続き、チャンスがありませんでした。今年の秋も10月中旬からタクラマカン砂漠横断撮影の予定が入っていましたが、一連の中国社会情勢の悪化で、外務省から《中国ウイグル自治区への渡航自粛》情報が出され、やむを得ず来年に延期となり、それが幸いして、今回の涸沢撮影が実現しました。

今回の撮影行では松本在住のM氏(私の40年来の友人で山岳愛好家:涸沢には毎年四季を通じて通い、涸沢ヒュッテでは名物男)が段取りをつけてくれました。宿泊地《涸沢ヒュッテ》では個室利用その他格別の配慮をいただき、帰りにはヘリコプターを手配してくれまして、涸沢上空から空撮をしながら上高地まで5分のフライトも楽しみました(徒歩で下山となると私のペースで約8時間)。

今年の涸沢の紅葉は10月10日前後がピークのようでしたが、私の訪れた時には若干盛りを過ぎた感がありました。それでも毎日天候に恵まれ、雨・霧・雲・降雪・晴れと脇役たちのお陰でイメージ通りの撮影ができました。(デジカメ・ニコンD200&リコーDⅡ・撮影作品)
 
2008-11-6 加藤忠一記

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01*色づきはじめた梓川沿いの紅葉:徳沢園付近にて*上高地入りはPM3:00頃となり、遅い昼食後、宿泊地《徳沢園》を目指す。徳沢園へは上高地から2時間、梓川沿いの明神岳を見ながら進む。この辺りは紅葉がはじまりかけていた。下山する頃は見ごろとなり、上高地は観光客であふれていることだろう。

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02*ブナ林の紅葉:本谷橋下にて*徳沢園にて一泊後横尾山荘から涸沢カールに入る。横尾山荘は槍ケ岳と穂高岳への分岐点に位置している。梓川の吊り橋を渡り、本沢をつめて涸沢に向かう。途中にブナの大木林が見事に黄葉し、リコーデジタルⅡの21mmレンズで逆光・半逆光のブナ林を撮りまくる。

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03*本谷橋の吊り橋を行く:涸沢本谷橋にて*横尾山荘から2時間ほどで吊り橋に到着。この河原で早めの昼食をする。雪解け水が流れ、周囲の紅葉を見ながら徳沢園特製の握り飯を食べる。

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04*ナナカマドの紅葉:本谷上部にて*いよいよ本谷橋からは急坂がはじまる。久しぶりの登山で息が切れるが登山道左右の木々が見事に紅葉し気持ちを和ませてくれる。

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05*額縁の中の涸沢槍ケ岳:本谷上部にて*この付近は標高が高く、ダケカンバはまだ緑色の葉を見せてくれる。撮影ポイントを探していると枝の中央がぽっかりと空き、その向こうに雲の乱舞する涸沢槍が見えた。早速、額縁の中の《涸沢槍》にシャッターを押し続ける。

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06*紅葉と穂高岳:涸沢ヒュッテ直下にて*本谷を上り詰めると前方に奥穂高岳と前穂吊尾根が見え始める。石畳登山道の左右はナナカマドが紅葉していた。

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07*涸沢カールをバックに:涸沢ヒュッテ展望台にて*徳沢園から6時間ほどで唐沢ヒュッテ着。早速、写友が記念スナップをパチリ。紅葉は盛りを過ぎていたが、山肌の草紅葉が赤く映え、右下にはカールのテント場が見える。

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08*夜の涸沢カール:涸沢ヒュッテ展望台にて*涸沢は日本アルピニズム発祥の地といわれ、豊かな残雪をいただく雪渓と穂高の岩場を求めて、たくさんのクライマーがこの地を訪れる。夏には溢れるテント場も本格的な雪山シーズンを前にしたこの時期はテント数も少ない(写真左上部は涸沢小屋の灯り)。

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09*丸山の紅葉1:涸沢ヒュッテ下にて*秋の涸沢にはいくつかの撮影ポイントがあり、涸沢ヒュッテ下の小高い丘(通称・丸山)は色とりどりのナナカマドが紅葉し、背後には奥穂高岳・唐沢岳・涸沢槍を望むことが出来る定番のポイントである。

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10*丸山の紅葉2:涸沢ヒュッテ下にて*涸沢滞在は5日間にわたり、その間、雨・雪・曇り・快晴と天候が変化し、その時々のシーンを撮影できた。ナナカマドもいろんな色合いを見せ、レンズを換えながら切り取ってみた。

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11*ナナカマドの実と涸沢岳:涸沢ヒュッテ展望台下付近にて*私の訪れた10月中旬はナナカマドほかの紅葉も若干盛りを過ぎ、山肌の草紅葉も多少黒っぽくなっていた。唐沢ヒュッテの話では一週間前は見事であった由。ただし、一週間遅れとはいえ、この写真のように、枯れ葉が落ち実の残った枝ぶりのナナカマドも捨てがたく、むしろ、真っ赤に紅葉した派手なナナカマドより面白いとも思われる。

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12*丸山の紅葉3:涸沢ヒュッテ下にて*丸山の紅葉は撮影位置やレンズによっていろんな表情を見せてくれる。この写真の切り取り方が一般的で、数多くのプロが写真集などに収めている構図のようである。たしかに、天候が晴れた午前中の斜光線の中、見事に色づいた色とりどりのナナカマドが輝き、彼方の涸沢岳には形の良い雲が上っていれば申し分ない。

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13*ナナカマド競彩:涸沢ヒュッテ下にて*涸沢ヒュッテ下の《パノラマロード》付近の斜面には緑色の残った木々も見え隠れし、秋色の競演といった風景が見られた。色合いの構成を見ながらナナカマドだけを切り取ってみた。

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14*雨の中の紅葉:涸沢ヒュッテの部屋から*到着翌日の午後から雨となり、稜線にはガスがかかり始めた。外の天気を確認中に、本谷の向こうに形の良い霧が流れ、目の前のダケカンバには雨粒が付着していた。

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15*新雪と紅葉の山肌:涸沢ヒュッテ展望台下付近にて*午後の雨は夕方近くから霙から雪となった。雪が止んで展望台に出てみると、涸沢岳の低く垂れこめた雲間には新雪が付着していた。翌朝、気温が下がり、もう少し降雪があり晴れてくれれば、《三段模様の涸沢》が見られるかも知れない(現実は期待通りには行かず気温高めでこの日以降は降雪なく三段模様は幻に終わった)。

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16*真っ赤なナナカマドと涸沢岳:奥穂高岳への登山道にて*滞在3日目から快晴続きの天候となり、絶好の撮影日和となった。奥穂高岳登山ルートのあちこちに形の良いナナカマドがあり、それを前景に奥穂岳や涸沢岳をバックにパンフォーカスに切り取ってみた。

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17*真っ赤なナナカマドと前穂高岳吊尾根:涸沢ヒュッテ下にて*涸沢ヒュッテ下の《パノラマロード》付近には真っ赤な形の良いナナカマドがあちこちに見られる。それらの葉が斜光線に輝き見事である。前穂吊尾根が入るように構図しながら何枚かシャッターを切ってみた。

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18*黄色いナナカマドと涸沢岳:奥穂高岳への登山道にて*黄色のナナカマドも色鮮やかである。出来るだけ近寄って広角レンズで絞り込んで撮ってみた。ときどき風が吹くと葉がぶれるので風が止んだ時を見計らってシャッターを切るが、風が止んだ時には唐沢岳や奥穂高岳の頂上に出ていた雲が消えてしまったり、タイミングが取りづらい。

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19*真っ赤なナナカマドと涸沢岳:涸沢ヒュッテ下にて*ここ丸山からの紅葉と涸沢岳の撮影は撮影時刻や天候によりその表情が一変する。形と色合いの良いナナカマドを見つけ、斜光線を待ち、涸沢岳に形の良い雲が出るのを待つ。

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20*北穂高岳稜線下の紅葉:涸沢ヒュッテ下にて*北穂高岳稜線下にもすばらしい紅葉ポイントがある。北穂高岳への登山道右の谷間に薄日が差し込むと紅葉の木々が輝き始め立体的な景色が現出する。

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21*涸沢ヒュッテのヘリポート:涸沢ヒュッテにて*涸沢滞在中は朝・昼・夕と涸沢カールの表情を撮り続け・夜は星空と満月が涸沢岳に落ちるのも撮影できた。久しぶりの充足感を味わい涸沢を後にした。帰りは涸沢ヒュッテ小林銀一会長の計らいで「ヘリコプター下山」となった。

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22*空撮1・紅葉の涸沢ヒュッテ全景*私はパイロットと隣に乗り込み、涸沢カールや穂高連峰・槍ケ岳などを撮りまくった。涸沢ヒュッテ離陸から前穂高岳吊尾根経由上高地ヘリポートまで所要時間5~6分である。徒歩下山となれば私の足で8時間ほどかかる。パイロットは離陸すると涸沢カールを一周旋回しながら前穂高岳吊尾根上空越えをしてくれた。

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23*空撮2・槍ケ岳*涸沢カールを左旋回すると北アルプスの名峰《槍ケ岳3180m》が飛び込んできた。あらかじめセットした500分の1の高速シャッターで撮り続けた。槍ケ岳をズームインした場面では赤い屋根の《槍ケ岳肩の小屋》もはっきりと捉える事が出来た。

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24*空撮3梓川と上高地帝国ホテル*上高地上空では《河童橋》や私の定宿《西糸屋》も捉える事が出来、ヘリポート付近上空では《帝国ホテル》(画面中央やや下の右の赤い屋根の建物)や《上高地温泉ホテル》の赤い屋根なども見え隠れしていた。

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25*空撮4上高地ヘリポート*上高地までのフライトはあっという間に過ぎ去りヘリポートに到着。上高地の紅葉はかなり進み見ごろを迎えていた。   《完》
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by chusan8611 | 2008-11-06 18:15 | 日本の山岳風景
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NO26:秋彩三つ峠の富士山2007

11月初旬、写友に誘われ山梨県・三つ峠の富士山撮影に行ってきました。
三つ峠へは若い頃、何回となくハイキングに出掛けたことはありますが、本格的な富士山撮影の経験はありませんでした。同行してくれた友人は毎年、四季を通じて撮影に入っており、三つ峠からの富士山作品を多数の写真展で発表しているベテランです。

三つ峠へは横浜から河口湖まで直通バス利用、2時間ほどで行けるのには驚きました。河口湖からタクシーを利用し30分で三つ峠登山口へ、そこへは三つ峠山小屋「四季楽園」のジープが迎えに来てくれており、歩かずにして三つ峠山小屋着とは、これまた驚きでした。シルバーカメラマンの《下山家》にはこたえられませんネ。

富士山の写真集は若い時から集めていますが、とくに岡田紅陽の「富士山」(昭和15年出版・アルス出版・定価15円)は何回となく見ています。この写真集は岡田紅陽が昭和の初めから15年頃までの作品(もちろん白黒)を収録した大判写真集ですが、《紀元二千六百年奉祝出版》と書かれた写真集ですから、著者の解説文を解読しながら読むのも大変です。しかし、その時々にシャッターを押した時の想いが綴られた文章は見事です(ほかに岡田紅陽の写真集「富士―Mt・Fuji」昭和34年朋文堂出版・一部カラー大判写真集を持っていますが前記写真集の方を多く見ます)。

さて、その岡田紅陽の弟子だったという写真家(河口湖在住)松下好璋氏に山小屋「四季楽園」で出逢い、富士山の作品をいろいろと見せていただき、また、三つ峠の撮影ポイントのいくつかを教えていただいた。このブログに掲載したショットのいくつかは、彼の教えてくれたポイントでの撮影です。

三つ峠は開運山(主峰)、木無山、御巣鷹山の三山を合わせて三つ峠と言い、標高は1500mほどしかありませんが、ここからの富嶽(富士山)は四季折々すばらしい景観を見せてくれるようです。今回訪れた時は、樹々の紅葉が前週の台風で落ちてしまい、多少盛りを過ぎてしまいましたが、深まり行く景観には見事なものがありました。これからヒマラヤ巡礼の合間を見計らって、この峠を訪れてみたいと思っています。

  2007-11-25  加藤忠一記

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01*夜明け前の富士山:開運山にて*午前5時過ぎヘッドライトを頼りに開運山頂上直下のポイントに着く。勿論、辺りは真っ暗で三人が三脚をセットするといっぱいになってしまうほどの狭さである。眼下に河口湖の灯りがぼんやりと見えるが富士は暗闇の中である。暫らくすると富士の頂上に一筋の薄明かりが差し込み始めた。

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02*光が差し込む富士山:開運山にて*夜明けの富士は時により劇的な光の変化を見せると言われている。朝一番の光が斜面左側から差し込むと同時に、富士山中腹に広がっていた帯状の雲が輝き始めた。光のドラマが始まるのであろうか。

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03*夜明けの富士山:開運山にて*木無山方面の山稜は暗いシルエットのままであるが、光の差し込み始めた河口湖方面は薄紫色に染まり始め、その上部の空はピンク色と何段もの色変化が見えてきた。

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04*薄紫色の富士山:開運山にて*しかし、この朝の富士は多ガスがかかり朝光も弱く、劇的な光りの現出は見られなかったものの、それなりの色変化を見せてくれた。朝光は期待したほどの変化を見せなかったが、夜明けの色変化を追ってみた。

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05*薄赤色の富士山:開運山にて*年に何回かは見事な《赤富士》を見せてくれると言うが、この朝の富士は、一瞬赤くなりかけたがすぐに消え去ってしまった。

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06*薄青色の富士山*赤みが消え去ると薄青色の富士へと変化する。まだ前山はシルエットのままに横たわり、河口湖の灯りも薄ぼんやりと輝いている。朝の弱い光が富士山頂上を覆い始めた。このシーンは平凡な富士かもしれないが、じっと見ていていると、なんとなく《安らぎ》を感じる一枚かもしれない。

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07*雲広がる青い富士山:木無山にて*富士山は、時としてすばらしい雲と見事な光の演出が見られるという。この日の富士は光の演出は見られなかったものの、午前中から昼頃にかけ頂上付近では見事な雲の広がりを見せてくれた。

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08*紅葉の山稜と富士山:開運山にて*山小屋《四季楽園》の主人や地元写真家《松下好璋》氏によると、この時期われわれのポイントでは、木無山側の山稜の紅葉が朝光に輝くとすばらしい光景が見られるという。それを期待して、前方山稜に朝光が差し込むのを待つ。暫らくすると期待通りの光の差込みが見え始め、多少色あせた山稜の紅葉が輝き始めた。

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09*ロッククライミングの岩場:四季楽園前ベランダにて*早朝からの撮影が終わり朝食を終えてから、木無山&御巣鷹山&開運山のポイント探しのロケをする。山小屋周辺からロケは始める。この三つ峠はロッククライミングのトレーニング道場として有名で、都心からも近く、若いクライマーたちに人気と聞く。山小屋にもたくさんのクライマーが宿泊しこの岩場でトレーニングしていた。

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10*岩登りのトレーニングを終えて:天狗岩にて*木無山側にあるこの岩場も谷が深く、トレーニングのため良く登られているという。雲の湧き立つ山稜の紅葉を撮影していると二人のクライマーが突然現れた。

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11*いわし雲の富士山:木無山にて*いわし雲状の空が富士山を覆い始め、富士もくっきりと姿を見せている。斜光線にススキが輝き、落葉した潅木が《行く秋》を感じさせてくれた。この構図は比較的気に入ったもので、出来れば、ここから冬・春・夏の定点撮影をしてみたい。

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12*ススキと富士山:木無山にて*木無山はススキや落葉松が多く、多少時期が遅かったものの、見事な秋彩を見せてくれた。真冬になると時としてこの付近では、見事な樹氷が見られるという。このポイントも四季それぞれの定点撮影候補地である。

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13*《まゆみの木》と富士山:御巣鷹山にて*山小屋で出会った地元写真家《松下好璋》さんによれば、御巣鷹山にすばらしい樹形の《まゆみの木》があり、背後に富士山がみられる絶好のビューポイントだという。丁度今は綺麗な実をつけているから是非撮ってきたらと言う。早速、御巣鷹山に出掛け、ポイントを探す。ようやく探し出してポイントに立つ。逆光気味でまゆみの実は綺麗に写らないが、いずれ光線状態の良い時に作品を撮る事にして、デジタルで何枚かを記録した。

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14*まゆみの実:木無山にて*木無山への道筋にも大きな《まゆみの木》が二本あった。しかし、ここの《まゆみの木》は背後が落葉松の林で富士山は入らない。背後に富士がなければ構図にならないので記録にとどめた。《まゆみのき》は実の付け具合が丁度良く、真っ赤な実をたくさんつけていた。この木は「かんとうまゆみ」が正式な植物名(私の記憶だが・・)で、私の長女が「かとうまゆみ」であることから随分昔にこの木の盆栽を求め、今でも大事に管理している。

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15*開運山頂上からの富士山:開運山にて*御巣鷹山の《まゆみの木》を撮影して開運山に立ち寄る。この日は朝から快晴で三角点のある頂上からは河口湖の真上に富士山が望まれる。なにか前景を入れて富士を撮ろうと辺りを探すと、うまい具合に一本の雑木があり、それを前景にして何枚かシャッターを押してみた。

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16*霊峰富士:開運山にて*この日の富士は朝から快晴で、その頂上付近はいろんな雲が沸き立ち、様々な顔を見せてくれた。早朝の焼け具合はいまいちだったが、いずれこの先何回か訪れるときに、一度ぐらいは《霊峰・赤富士》を見せてくれることを期待して三つ峠を後にした。 《完》
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by chusan8611 | 2007-11-26 11:23 | 日本の山岳風景
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NO14:秋の大雪・旭岳&裏大雪・高原沼

(今年の紅葉前線も山から里へ下りてきましたネ。)9中旬急に思い立って《大雪の紅葉》の撮影に出掛けました。NHKテレビで旭岳に新雪が降り、紅葉とのコントラストがすばらしいとの報道につられて出掛けてみました。

秋の旭岳には現役時代に何度も登り、紅葉の見事さを見ていますので期待して行ったのですが、残念ながら、数日前から霜が降り樹々の葉が黒っぽく縮んでしまい、イメージの紅葉風景は撮影できませんでした。もっとも、新聞やテレビでの写真は、一番見事な時期を選びヘリコプターでの空撮で、ベスト・ポイントを空から探して撮影したものです。われわれのように地上から歩いて探すポイントでは報道写真のような見事な作品はできませんね。

それでもあちこち探しながら、何本か撮影して来ました。朝一番のロープウェイ(AM6:00)で姿見の池に行き、帰りは登山道を下山しながら撮影しましたが、三合目から五合目にかけては最盛期でした。ただし、この辺は《旭岳》が入らず、ただの《紅葉写真》になってしまいました。

また、デジカメ(ニコンD200)で撮影した作品は《chusanのハマ通信》で先般公開しましたが、この作品は、フィルムカメラ(ASAHI・PENTAX645N)で撮影したフィルムをスキャンした作品です。

なお、2000年9月中旬に裏大雪の高原沼の紅葉撮影をしましたが、その時の写真のいくつかを掲載します。裏大雪は表大雪(旭岳)と違い交通手段がマイカーのみで不便です。しかし、その分人が入っておらず静かな撮影が出来ました。 

    2006-10-27 加藤忠一記

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01*秋彩の池塘・姿見の池駅展望台にて*早朝一番のロープゥエイで姿見の池駅の展望台に立つ。丁度、真向かいの草原の池塘に光が差し込み始め、薄い朝靄の中五色に染まった池塘風景が展開された。

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02*光るチングルマ・姿見の池にて*早朝の登山道は一部凍りつき、道端の草原は霜で真っ白くなっていた。草紅葉と白い霜とのコントラストが気に入り、朝一番の光りが差し込むのを待つ。枯れたチングルマは《綿毛の帽子》を被り、何列にもなって並んでいた。そこへ最初の朝光が差し込むと逆光の中一斉に輝き始めた。

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03*草紅葉紋様・姿見の池にて*左右の登山道脇の草原は霜で白くなり、その中に草紅葉が点在している。綿毛をまとったチングルマが白く輝いている。

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04*秋彩の斜面・姿見の池にて*姿見の池に行く途中の斜面で山稜の一部に朝日が差し込み始め、まだ影の部分との陰陽ができ、色合いも四段模様を見せ始めた。

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05*草紅葉と旭岳・姿見の池にて*旭岳の右山稜から朝日が差し込むと姿見の池上部の噴煙が輝き始め、手前の草紅葉にも光が当たって行く。

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06*旭岳展望・姿見の池駅展望台にて*姿見の池から裾合平を歩き姿見の駅展望台に着いた頃は、陽がすっかり高くなり展望台前のナナカマドが輝いていた。

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07*旭岳倒影・姿見の池にて*この辺りの草紅葉は黒ずんで盛りをすぎ、姿見の池は地獄谷から上る噴煙を写し込んでいた。

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08*秋彩の旭岳・姿見の池にて*姿見の池を回りこみ裾合平との合流点まで来ると、まだ草紅葉が斑模様に残り、池には噴煙と旭岳が倒影されていた。

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09*秋色の旭岳倒影・姿見の池駅展望台前にて*姿見の池駅展望台前に出てみると、小さな池の稜線の向こうに旭岳が見え、かがみ込んで見ると紅葉の木々が倒影されていた。

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10*晩秋模様の山稜と旭岳・登山道五合目付近にて*姿見の池から登山道を下ってみた(およそ二時間)。五合目上部はまだ名残の紅葉が見られたが、全体的には黒ずんで紅葉が盛りを過ぎていた。

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11*錦秋の斜面・登山道四合目付近にて*登山道を四合目付近まで下ってくると紅葉も見事な色合いを見せてくれた。斜面の向こうには霞んだ《十勝岳連峰》が遠望された。

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12*錦秋の斜面と十勝岳・登山道四合目付近にて*トップライトであったが、斜面全体に日が当たり錦秋の斜面が色とりどりに輝き、山稜の向こう遙かに十勝岳が遠望された。

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13*木道にて・登山道二合目付近にて*登山道二合目付近まで来ると紅葉も今が盛りである。木道を前面に入れ広角レンズでパンフォーカスに切り取ってみた。

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14*青空に映える紅葉・高原沼にて*高原温泉を出発して間もなく薄暗い林が続き、その切れ間に秋空が覗き、そこからこごれ陽が差し込んで紅葉の枝が輝いていた。

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15*錦秋の高原沼・高原沼にて*高原沼に到着すると急に視界が開け、沼の水面には周囲の紅葉が見事に倒影されていた。

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16*映える五色の紅葉・高原沼にて*高原沼入り口の沼では濃い緑のとど松の中、ナナカマドをはじめ色とりどりの木々が紅葉し、それが水面に映え北国の秋本番を演出していた。

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17*沼面の紅葉・高原沼にて*高原沼は大小さまざまに点在し、奥に進むに連れて沼面には小さな浮島が見られる。その小さな浮島の周囲には木々の紅葉が倒影されている。

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18*名残の秋色・高原沼にて*水草も周囲の木々の紅葉に負けじと自己主張していた。枯れかかった色合いの中何本かの草は緑を残し絶妙なハーモニーを見せていた。

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19*沼面の紅葉四段模様・高原沼にて*高原沼も奥に進むと水草の浮島も横に大きくなった島が見られ、よく見るとその帯は四段模様に映えていた。

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20*錦秋の斜面・高原沼にて*高原沼の折り返し地点まで来るとその奥は赤岳に続く山稜となる。そのいくつも重なりあった斜面は五色の色合いを見せていた。  《完》
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by chusan8611 | 2006-10-28 11:16 | 日本の山岳風景

(9)想い出の上高地

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NO9:想い出の上高地

《上高地》は、北アルプス表銀座コースを縦走して辿り着いた終着地であり、また、穂高・槍への出発地です。山歩きに熱中していた若い頃に、数え切れないほどこの地を訪れました。
この地に立てば、《青春時代の山旅》が甦り、この地に入ると、《若き日の自分》に帰ることができます。

そんなことから、最近でもカメラ片手に暇をみつけては通い続けています。
それにしても、最近の上高地は、夏から秋にかけてのシーズン中は観光客で混雑し、かっての静かな上高地は期待できません。

そこで、河童橋付近のホテルが店じまいする11月中旬に出掛けることにしています。定宿は《西糸屋別館》です。(料金が安く、風呂が良い)現役時代は温泉ホテルや偶には帝国ホテルなどにも泊まりましたが、今は専ら《西糸屋組》です。

また、私の《上高地お気に入り撮影ポイント・ベスト3》は、
(1)初冬の田代湿原(早朝)
(2)晩秋の梓川(夕暮れ・明神池付近の川原)
(3)早春の大正池(早朝)
などです。

   2006-9-12    加藤忠一記

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01*春の帝國ホテル・1996-06*若いときは指をくわえて通り過ぎた憧れのホテルで赤い三角屋根が印象的である。

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02*早春の大正池・1998-04*乗鞍撮影の帰りに立ち寄ってみた。ツララの釜トンネルを抜け、朝光の大正池畔に立ってみた。

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03*春の田代池/1996-06*6月の田代池は新緑でむせ返る様である。薄緑から濃緑の樹々が水面に倒影している。

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04*春の田代湿原・1996-06*湿原入り口にある小さな水溜りに前穂高が倒影している。定番のポイントである。

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05*春の大正池と焼岳・1996-06*大正池も水面が後退し立ち枯れの樹々も少なくなってきている。大正池中間から見た焼岳である。

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06*初夏の梓川と穂高岳・1996-06*この時期は岳沢や穂高にも残雪が多く、緑と白のコントラストが美しく映えていた。

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07*新雪の穂高連峰・1999-11*この時期は観光客も少なく静かな上高地散策ができる。梓川の川越しに新雪の穂高が美しい。

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08*晩秋の小梨平にて・1999-11*夏はキャンプ地で賑わう小梨平も、晩秋は人影も無く静まり返っていた。

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09*雲行く穂高連峰・1997-10*穂高上空は何処までも高く、澄み切った空にいく筋もの雲が過ぎ去って行く。

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10*新雪の穂高岳倒影・1997-10*上高地お気に入りのポイントで毎回訪れては倒影状態を確認してみる。この日は新雪が見事に投影していた。

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11*錦繍の岳沢と穂高岳・1996-10*この年の上高地はすばらしい紅葉・黄葉が見られ、とくに岳沢の色彩は見事であった。

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12*秋色の西穂山稜・1996-10*梓川上部から西穂山稜にかけての樹々が黄葉し、ところどころには紅葉の木が点在し《錦絵の山稜》が描かれていた。

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13*新雪の焼岳・2001-11*大正池から梓川沿いに河童橋に帰る途中、振り返った視野に新雪の焼岳が飛び込んできた。

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14*夕陽の河童橋にて・1999-11*夕暮れの梓川左岸に立つ。残照が河畔の樹々を照らし、間もなく岳沢もシルエットになって行く。

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15*朝光の輝き・2001-11*梓川左岸も明神池近くに来ると訪れる人も少なく、折りしも、対岸の樹が朝陽にキラキラと輝いていた。

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16*晩秋の田代湿原にて・1996-11*田代湿原の四季は上高地を代表する撮影ポイントである。秋彩の前穂つり尾根を切り取ってみた。

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17*光る湿原・1999-11*田代湿原に六百山稜線から早朝の光りが差し込んだ瞬間には《白い世界》が現出する。

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18*朝光輝く樹々・1999-11*六百山から早朝の光りが差し込むのを多数のカメラマンが待っていた。そんな人たちが立ち去ってから三脚を立てたがすでにクライマックスは終わってしまった。

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19*新雪の朝・1999-11*朝になってもガスが岳沢を包む。そんな一瞬、切れ間から新雪の前穂高が顔を覗かせてくれた。

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20*夕陽に染まる前穂高岳・1999-11*昨夜来の新雪が穂高の岩尾根に降り積もった。その岩肌が夕陽に赤く染まっていった。  《完》
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by chusan8611 | 2006-09-12 13:29 | 日本の山岳風景
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(5)北アルプス:夏の縦走路1998

若いときから南・北アルプス、八ヶ岳や故郷の山《丹沢》などを歩き回って来ましたが、当時(昭和30年前後)は歩くのが主でカメラは単なる《記録》程度にしか使っていませんでした。

もっとも、撮影フィルムも《ネガフィルム・白黒》でカラー・ポジフィルムなどは高価で買えませんでした。山歩きを再開した50歳代後半から、ポジ・フィルムを使い始めましたが、山行の回数も極端に少なくなり公開でそうなポジ・フィルム作品はありません。

ここ十数年は、ヒマラヤやチベット、最近は中国横断山脈への撮影に飛び回っており、『日本の山』を撮影していません。その少ない『日本の山』作品として、《夏の縦走路~燕岳から常念岳~》を掲載します。

この作品は、1998年7月に撮影したものですが、生憎の天候で晴れたのは常念岳頂上だけでした。ヒマラヤ巡礼の旅が終り、体力に余力が残っていれば、もう一度、《想い出の山巡り》をしてみたいと思っています。
~お知らせ~
記事&写真は投稿日順に5ファイルまで掲載されます。それ以上古い記事&写真はトップページ左欄にある《カテゴリー》に収容されています。《カテゴリー》はジャンル毎に整理されたもので、例えばヒマラヤ関係の写真を見たい場合は「世界の山岳風景」をクリックすれば既投稿のヒマラヤ記事&写真が出ています。
なお、私のブログは二つ作成しています。それぞれご高覧ください。
* chusanの《ハマ通信》
URL http://blogs.dion.ne.jp/chusan8848/
* chusanの《ハマ写真館》
URL http://chusan8611.exblog.jp/

            2006-9-10     加藤忠一記

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01*燕岳頂上への道*燕山荘から燕岳山頂への道である。風化した花崗岩が様々な姿形で散立している。:撮影地・燕山荘にて

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02*北燕岳方面を望む*晴れていれば後立山連峰や剣・立山連峰が一望できるが、ガスのため北燕岳方面しか視界が開けなかった・撮影地・燕岳頂上にて

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03*槍ヶ岳方面を望む*槍ヶ岳(画面中央)方面もガスっており、表銀座の山々も望むことはできなかった。:撮影地・燕山荘にて

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04*縦走路で出会った子連れの雷鳥*縦走路のガスが一瞬切れ縦走路脇で鳥の鳴き声がしたのでよく見ると子連れの雷鳥が現れた。:撮影地・燕岳~大天井岳銃走路

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05*雷鳥・親鳥との対面*すっかり夏毛に覆われた親鳥で縞模様が実に見事である。子供を守ろうとしているのか、カメラを睨んでいた。:撮影地・燕岳~大天井岳銃走路

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06*高山植物の女王・コマクサ*燕岳は日本でも有数なコマクサの群生地である。朝露をつけ可憐な花を咲かせていた。:撮影地・燕岳斜面

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07*大株のコマクサ*コマクサは栄養分の少ない岩砂地に自生するため、発芽から花が咲くまで2~3年はかかるという。大株は珍しい。:撮影地・燕岳斜面

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08*常念岳頂上への道*常念乗っ越しにある《常念小屋》に宿泊した翌日は、見事に晴れ上がって早朝から登山者が頂上を目指していた。:撮影地・常念小屋にて

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09*槍ケ岳方面を望む*常念岳の頂上からは、谷を隔てた向こうに東鎌尾根から槍ケ岳へとつづく岩尾根が望見できる。:撮影地・常念岳頂上にて

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10*槍ケ岳遠望*晴れ上がった青い空に三角錐の大槍が突き出ている。画面左、槍の左下に赤い屋根の《槍ケ岳山荘》が見える。:撮影地・常念岳頂上にて

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11*穂高岳方面を望む*槍ヶ岳の左に目を転じれば涸沢の谷の向こうに、穂高連峰が聳え立っている。:撮影地・常念岳頂上にて

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12*奥穂高岳遠望*涸沢カールの残雪の上部に奥穂高岳が聳え立ち、頂上岩峰直下に赤い屋根の《穂高山荘》も望見できた。:撮影地・常念岳頂上にて

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13*富士山と南アルプス*常念岳頂上からの眺望はすばらしく、雲海の彼方に富士と南アルプス・甲斐駒ケ岳を望むことができた。:撮影地・常念岳頂上にて

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14*雲海の富士*昼近くになると雲が出始め、見事な夏特有の雲海が湧き上がり富士を隠し始めた。:撮影地・常念岳頂上にて

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15*夏の縦走路~蝶ヶ岳方面への道*常念岳から蝶ヶ岳方面へと続く縦走路である。蝶ヶ岳から上高地へ下山するルートでもある。:撮影地・常念岳頂上にて

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16*夏の縦走路~槍ケ岳への道~*燕岳から槍ケ岳へは《表銀座コース》と呼ばれている人気NO1の道が開かれている。:撮影地・常念岳頂上にて

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17*夏の縦走路~燕岳への道~*常念乗っ越しから大天井岳を経て燕岳方面へと続く雲表の縦走路がのびている。:撮影地・常念岳頂上にて

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18*夏の縦走路~燕岳・剣岳を望む~*画面中央に燕岳が聳え、鞍部に赤い《燕山荘》が見える。雲海の彼方には剣岳が遠望できた。:撮影地・常念岳頂上にて  《完》
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by chusan8611 | 2006-09-10 16:26 | 日本の山岳風景