還暦を機に始めた撮影トレッキングに行ったネパールヒマラヤ・パキスタンカラコルム・ヨーロッパアルプス・日本アルプスなどの山岳写真のほか内外の風景写真を掲載しています。


by chusan8611
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<   2006年 09月 ( 13 )   > この月の画像一覧

Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO13:巾着田の彼岸花2003

(今朝のテレビ・ニュースで彼岸花が咲き始めたというニュースが流れました。我が家の庭の彼岸花はどうかなと見ましたら、何輪かは開花し始めました。)
彼岸花は「仏様の花」というイメージが強く嫌いな人もいるようですが、私は、この花を見ると田舎の川沿いの土手に咲く彼岸花や、田んぼの畦道に咲く彼岸花を思い出します。

そこで、2003年9月中旬に撮影した巾着田の彼岸花を投稿してみます。普段、高山植物は撮っているのですが、このような花の撮影はしていませんので、その場の感動だけで切り取ってみました。バスツアーの団体と一緒でしたし、観光客で混雑が予想されましたので、カメラは《手持ち撮影用》で、FujiのG645(中盤カメラ)を使用してみました。

このカメラは、軽くてレンズも大変にシャープですから、ヒマラヤなどでもスナップ用に使っています。巾着田の帰りに、コスモス畑や川越の街に立ち寄りましたのでその時のスナップも何枚か投稿します。

     2006-9-17  加藤忠一記

d0091834_1637127.jpg

01*観光客で賑う彼岸花の群落*噂どおりの彼岸花の群落で、丁度、満開の花々を見ることができた。できるだけ観光客を背景として使うショット以外は、観光客は入らないように配慮した。

d0091834_1642960.jpg

02*松林の中に咲く彼岸花*彼岸花の群落を撮るには、トップライトでは平面過ぎて面白くないと思い、斜光線になるような角度を選んで撮影してみた。斜めからの光は花を立体的に表現してくれた。

d0091834_1647553.jpg

03*光リに輝く彼岸花*全体的に暗い松林の中に咲く彼岸花も、光が部分的に差し込んでいると立地的に表現できる。

d0091834_16535984.jpg

04*直立の彼岸花*草丈30cm~40cmの彼岸花が横一線に並んで咲いていた。面白い造形美にシャッターを押してみた。

d0091834_16582668.jpg

05*キノコと共に*古木の幹にキノコが着生していたのでそれを背景に撮ってみた。広大な群生地であり同じ花ばかりが群生しているから、多少なりとも、背景に面白いものを写し込んで変化をつけるのも一つの撮り方です。

d0091834_1734328.jpg

06*梅の古木と共に*松林の中に形の面白い古木の梅が一本あったのでそれを背景に選んでみた。なんども回り込んで角度を変えて撮ってみた。

d0091834_1791083.jpg

07*紅白の彼岸花*何本かの白い彼岸花を見つけ、紅白対称に撮ってみた。白い彼岸花は大変めずらしいとのことである。

d0091834_17122859.jpg

08*大輪の赤い彼岸花*一輪の花に光りが差し込んでいるのを選び真上から撮ってみた。生え際の草むらの緑が暗めにボケて、面白い形の花びらが浮かび上ってくれた。

d0091834_17283472.jpg

09*二輪のコスモス*彼岸花苑の一角にコスモス畑があったので何枚かを撮ってみた。形のいい雲でも浮かんでいれば、それをバックにパンフォーカスで撮りたいところであったが生憎注文通りにはならなかった。形の良さそうな色の異なる二厘のコスモスを選んで撮ってみた。

d0091834_1736513.jpg

10*コスモス五重連*ピンク色の形の良さそうな花を選んで五枚にピントが来るように撮ってみた。

d0091834_1740244.jpg

11*川越の街角にて*お江戸日本橋からここ川越まではおよそ13里(50k)あり、川越街道の終着地である。この街には数多くの歴史的建物が保存され訪問客をタイムスリップさせてくれる。また、菓子屋横丁や蔵造りの街並みなど見所の多い街でもある。街案内はこの《小江戸巡回バス》が引き受けてくれる。

d0091834_17453265.jpg

12*時の鐘*寛永の創建からおよそ350年間、暮らしに欠かせない《時》を告げてきた川越のシンボルである。(現在の鐘は1893年の川越の大火の翌年に再建されたもとのことです。)

d0091834_17501645.jpg

13*川越は芋の産地としても有名で、「栗(9里)より(4里)うまい13里」の文句は、江戸から川越までの距離が13里あり、うまい芋の産地であったことに由来しているとのことである。そんな街中をを人力車に乗って廻って見るのも一興である。

d0091834_17533666.jpg

14*また川越にいらっやい!*一軒の古い家の屋根上に面白い人形が置かれていた。建物・格子窓・屋根・人形はいずれも年代もので、こんな街並みは、いつまでも大切に保存して行きたい。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-17 18:37 | 日本の風景
Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO12:ブリスベン紀行1998

ブリスベン(Brisbane)は、オーストラリア連邦クィーンズランド州の州都で、シドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市です(人口は95万人)。緑が多く気候温暖なすばらしいところです。

この地に、私の家族が住んでいることから度々訪れています。訪問すると約一ヶ月ほど滞在し、その間、近郊(といっても広大なところですから、数泊する旅になることもあります)を訪れ、写真もたくさん撮ってきます。

オーストラリアの人たちはバカンスを大いに楽しみ、自然を大切にして動物たちとも共存して暮らしています。

今回は、1998年12月(南半球にありますので日本とは季節が逆になります)に訪れた時の作品で、近郊からバルーン(気球)に乗ったり、知人所有の牧場内の山小屋に行ってハイキングしたり、また、近くのフレーザー島という《砂の島》を訪れたりしました。

    2006-9ー13   加藤忠一記

d0091834_1132297.jpg

01*シティーを見渡す丘にて*郊外のマウントクーサーという展望台から見たブリスベン・シティーの景観であるが、中央にブリスベン川が流れ、緑と花の多い近代的な都市である。

d0091834_11153765.jpg

02*バルーンが行く*郊外のポイントからバルーンに乗ってみた。バスケットは5人乗り位の大きさで、ドライバーが地上のスタッフと無線で連絡しながら操縦していた。ブリスベン川や住宅街が広がり犬の鳴き声なども聞こえてくる。約1・5時間の空の旅であったが、無事に予定地の草原に着地した。早朝のフライト?で着地後バルーン会社で朝食をご馳走になった。

d0091834_13362468.jpg

03*警戒するカンガルー母子*市内のローンパイン・コァラ・サンクチャリでは、いろんな動物たちが放し飼いされている。カンガルーもいたるところに放し飼いされ、観光客の子供たちと仲良く遊んだりしているが、この母子だけは、私がカメラを近づけると立ち上って警戒のポーズをとってきた。

d0091834_13364947.jpg

04*昼寝のコアラ*この古いコアラの保護区に来ると、たくさんのコアラが樹々に放し飼いされ、コアラの人工飼育もされているという。ここでは係員が神経質なコアラを連れてきて、観光客もコアラとの記念写真を撮ることができる。

d0091834_13372312.jpg

05*ブラックボーイの木*市内から2時間も走れば、広大な草原や牧場を見ることが出来る。牧場内を散歩していると、奇妙な形の木を発見した。知人に聞くと、「ブラックボーイ」だと教えてくれた。この木の持っている独特の雰囲気が名前にピッタリな感じであったが、最近は、この名前が差別用語ということで使われなくなったと聞く。

d0091834_13374595.jpg

06*牧場の夕暮れ*ロストワールドという牧場内に建てられた知人の《山小屋》から見た夕暮れの牧場風景である。山小屋は電気もなく自給自足の生活となるが、風呂はドラム缶にお湯を入れシャワーにするし、夕食は、かの《オージービーフ》の特大サイズを出され、オーストラリアンビールを飲む。原始的生活をおおいに楽しんだ。

d0091834_1338727.jpg

07*綺麗な蝶*牧場にはいろんな草花が咲いている。川も流れているのでたくさんの蝶が飛び交っている。この見事な色合いをした蝶がいたるところで見られた。

d0091834_13383155.jpg

08*野生の綿花*ゴムマリのような形をした面白い実を見つけ、知人に聞くと、「野生の綿花」との答えであった。知人が一つを取って手の平でたたくと大きな音がして弾けた。中を見ると綿花のようなものが出てきた。

d0091834_1339381.jpg

09*見事な蜘蛛巣城*早朝、朝露のある頃合いをみて、撮影に出掛けたときに見つけた蜘蛛の巣である。実に立派な蜘蛛の巣を張っていた。そのころ日本では、オーストラリアからの密入航者「背中に赤い斑点のある《赤い毒雲》」の出現で大騒ぎになっていたので、そのことを知人に聞くと、「それはレッドバックスパイラーだ。この牧場にも石の下を覗くとたくさんいるヨ。捕って来て今晩それをテンプラにするか!」と笑われた。ほとんど気にしていない。

d0091834_13393597.jpg

10*フレーザー島の海岸*ブリスベンから4~5時間車を走らせると《砂の島・フレーザー島》に着く。遠浅のためか、白波が幾重にも重なり青い水平線へと続いている。この島の海岸にテントを張り、昼間は投げ釣をして魚を撮り島内探検をして過ごした。

d0091834_13395531.jpg

11*ビンゴ現る*ガイドブックに記載されていたが、早くもこの野生動物が現れた。姿・形・大きさも日本犬そっくりである。野生のためか遠巻きにしてこちらを窺がっていた。めったに人を襲うことはないとのことで安心した。

d0091834_13401695.jpg

12*砂丘風紋*砂の島だけあって面白い形をした《風紋》があちこちに見られる。朝夕時の半斜光線で撮ったらすばらしい作品に仕上がると期待した。寝転んで下からあおってみたり、真上から俯瞰してみたりしたが、生憎の曇り空で期待した光線が得られず平面的な風紋描写に終わってしまった。

d0091834_13403546.jpg

13*創作・砂丘風紋1*パソコンの画像編集で色合いと陰陽をイメージしながら創作してみた。このくらいの《コントラスト》調整で、あの日の砂丘のイメージに近い雰囲気が出てきた。

d0091834_13405622.jpg

14*創作・砂丘風紋2*今度は《レベル補正》にしてみるといかにも砂丘という感じが出てきた。実景はもっと白っぽく曇りで光線が無いので平板な写真になる。コンピューターが形にコントラストと色合いを見事につけてくれた。

d0091834_13411581.jpg

15*フェザー島海岸の落日*この浜で三泊したが、毎日夜になると雷鳴が轟き、カミナリが四方に走って行った。海岸の落日の影が何ともいえなかった。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-13 14:04 | 世界の風景

(11)美瑛の丘・夏

Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO11:美瑛の丘・夏

美瑛の丘を四季にわたり撮影してから十数年になりますが、これはという写真を撮ることが出来ません。この丘があまりにも大きすぎて、切り取り方が分からないこともありますが、一週間程度滞在してみても、光線具合に恵まれることなどあり得ません。

前田真三さん(故人・美瑛の丘撮影第一人者)のように、美瑛に定住していても、撮影チャンスは年に数回だと聞いたことがあります。それに年々廃業農家が出てきて、丘の作物が消え、丘の一部が荒地になって来ており、昔の風景が消えつつあります。

ここに掲載した作品は、1999年7月に撮影したものですが、この時も天候は曇天で、期待した光線は差し込まなく、それでも、時折雲間から、一条の光りが来るのを待ち、その一瞬を捉えてみました。

ここ数年は、ヒマラヤ巡礼が忙しく、《美瑛の丘通い》が出来ませんが、そのうち再開しようと思っています。富田ファームの花畑も撮影条件の良い時に、じっくり撮ってみたいと思っています。いずれ、春・秋・冬の丘風景も掲載します。

    2006-9-12   加藤忠一記

d0091834_1727116.jpg

01*朝光の差し込む丘

d0091834_17273195.jpg

02*虹のでた丘

d0091834_172838.jpg

03*麦の丘

d0091834_1728363.jpg

04*夕日差し込む美馬牛小学校

d0091834_17291442.jpg

05*ビートと麦の丘

d0091834_17294938.jpg

06*ジャガイモと麦の丘

d0091834_17305739.jpg

07*牧草地光る丘

d0091834_17312858.jpg

08*光り差し込む丘

d0091834_17334413.jpg

09*うねりの丘

d0091834_17341971.jpg

10*農作業の煙立ち上がる丘

d0091834_1735240.jpg

11*ラベンダーの畑

d0091834_17354643.jpg

12*ラベンダーの花

d0091834_17373564.jpg

13*花の丘1

d0091834_1738820.jpg

14*花の丘2

d0091834_17384873.jpg

15*花の丘3

d0091834_17394045.jpg

16*花の丘4

d0091834_17401383.jpg

17*花の丘5

d0091834_17404647.jpg

18*サルビアの花
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-12 17:43 | 日本の風景
Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO10:アイルランド紀行

(ここのところ、ヒマラヤ巡礼を春(5月)、秋(10月)と続けていますので、できるだけ夏には内外の景勝地を訪ねています。)
ここ数年来、ロンドンに家族(長女)が住んでいますので、滞在した折に近郊の村や街、さらにスコットランドやアイルランドにも足を延ばして来ました。今回はアイルランド紀行を投稿します。

アイルランドは北海道ほどの小さな島ですが、大西洋の荒波に削られた海岸線が美しく、内陸部にはたくさんの遺跡・湖・お花畑などが点在し自然をたっぷりと満喫してきました。

アイルランド南西部の《シャノン》という小さな村にコテージを借り、ここを起点にしてバレン高原やディングル半島を廻ってきました。コテージは100年以上前に建てられたもので、建物内には古民芸調の家具や暖炉が配置され、炊事道具も完備され近くのスーパーで食材を買ってきて「自炊」を楽しみました。コテージの裏庭の芝生でバーベキューをしたりして《スローライフ》を楽しんできました。(借りたコテージは添付写真01参照)

どんな小さな村にも数件の《パブ》があり、ビール(アイルランド特有のギネス・ビール)やウイスキー(スコッチ・ウィスキーに比べ国際的知名度はありませんが、ウィスキーの元祖はアイルランドだそうです。《アイリッシュ・ウィスキー》として愛飲されています。)を気軽に飲みながら食事が出来ます。人々は、街のいたるところに花壇やフラワーボックスを設置し、自然と街を大切に暮らしています。

      2006-9-12   加藤忠一記

d0091834_14564351.jpg

01*宿泊したコテージ*100年以上前に建てられた茅葺の一軒家で芝生の裏庭でバーベキューなどを楽しんだ。

d0091834_14572272.jpg

02*エニス川の畔にて*フラワーボックスで飾られた橋の欄干から人々が魚の遡上を覗き込んでいた。

d0091834_14582964.jpg

03*モハーの断崖1*アイルランドの西海岸にあり大西洋の荒波に削られた断崖絶壁には思わず息を飲む。

d0091834_14585884.jpg

04*モハーの断崖2*モハー見晴らし台の裏側には大西洋の蒼い海が何処までも続いていた。

d0091834_14594065.jpg

05*バレン高原にて*何処までも続く石灰岩の丘陵はまるで別の《惑星》に降り立ったようである。

d0091834_150247.jpg

06*巨人のテーブル*太古の民族が自然石を立てた《ドルメン》と呼ばれる墓石である。

d0091834_151024.jpg

07*ドゥーラン・オコナーズ・パブ*このパブは数々の賞に輝いたパブで、ここで昼食にカニを食べた。

d0091834_1514257.jpg

08*楽しいお店の看板*かってイギリスの植民地であったことからイギリス調の建物が多く見られる。

d0091834_1521836.jpg

09*ボンラッテイ城*1425年に建てられた古城です。この城で《中世晩餐会》を楽しんだ。

d0091834_1532683.jpg

10*中世晩餐会1*城内に入ると民族衣装を着た楽団員がアイルランド民俗音楽で出迎えてくれる。

d0091834_1535536.jpg

11*中世晩餐会2*この城のオーナーが城の歴史についてユーモアを交えて話してくれる。

d0091834_1543033.jpg

12*中世晩餐会3*中世の古城での晩餐会ですから世界各国からの観光客で満員の盛況であった。

d0091834_157334.jpg

13*ディングル港にて*ディングル港は《北の港町》の風情に包まれ人々が行き交っていた。

d0091834_158945.jpg

14*ディングルにて*建物の看板には港町らしい絵や彫刻が見られ目を楽しませてくれる。

d0091834_158504.jpg

15*ディングルの街角にて*店の前には工夫を凝らした置物が見られる。(靴屋さんの前にて)

d0091834_1592677.jpg

16*ディングルにて1*この港町は坂が多くショッピングであろうか親子連れが手をつなぎながら坂を上ってきた。

d0091834_1510132.jpg

17*ディングルにて2*ヨーロッパ調の派手な看板が多く見られ花が見事に飾られている。

d0091834_15115926.jpg

18*ディングルにて3*ヨーロッパ調の建物は派手な色彩が見られわれわれ観光客の目を楽しませてくれる。

d0091834_1512284.jpg

19*ディングルにて4*港にはたくさんのヨットが係留され人々が楽しそうに散策している。

d0091834_15125839.jpg

20*キルキー・ベイにて*キルキー海岸はたくさんの観光客用のマンションやホテルが建てられている。

d0091834_15132784.jpg

21*キルキー・ゴルフリンクス*かってイギリスの植民地であったためゴルフリンクスが多く見られる。

d0091834_1513554.jpg

22*キルキー海岸の散歩道*リゾート地のため海岸周辺には散歩道が作られ多くの人たちが散歩を楽しんでいる。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-12 15:23 | 世界の風景

(9)想い出の上高地

Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO9:想い出の上高地

《上高地》は、北アルプス表銀座コースを縦走して辿り着いた終着地であり、また、穂高・槍への出発地です。山歩きに熱中していた若い頃に、数え切れないほどこの地を訪れました。
この地に立てば、《青春時代の山旅》が甦り、この地に入ると、《若き日の自分》に帰ることができます。

そんなことから、最近でもカメラ片手に暇をみつけては通い続けています。
それにしても、最近の上高地は、夏から秋にかけてのシーズン中は観光客で混雑し、かっての静かな上高地は期待できません。

そこで、河童橋付近のホテルが店じまいする11月中旬に出掛けることにしています。定宿は《西糸屋別館》です。(料金が安く、風呂が良い)現役時代は温泉ホテルや偶には帝国ホテルなどにも泊まりましたが、今は専ら《西糸屋組》です。

また、私の《上高地お気に入り撮影ポイント・ベスト3》は、
(1)初冬の田代湿原(早朝)
(2)晩秋の梓川(夕暮れ・明神池付近の川原)
(3)早春の大正池(早朝)
などです。

   2006-9-12    加藤忠一記

d0091834_13105460.jpg

01*春の帝國ホテル・1996-06*若いときは指をくわえて通り過ぎた憧れのホテルで赤い三角屋根が印象的である。

d0091834_1312632.jpg

02*早春の大正池・1998-04*乗鞍撮影の帰りに立ち寄ってみた。ツララの釜トンネルを抜け、朝光の大正池畔に立ってみた。

d0091834_13123812.jpg

03*春の田代池/1996-06*6月の田代池は新緑でむせ返る様である。薄緑から濃緑の樹々が水面に倒影している。

d0091834_13131328.jpg

04*春の田代湿原・1996-06*湿原入り口にある小さな水溜りに前穂高が倒影している。定番のポイントである。

d0091834_13134711.jpg

05*春の大正池と焼岳・1996-06*大正池も水面が後退し立ち枯れの樹々も少なくなってきている。大正池中間から見た焼岳である。

d0091834_13141626.jpg

06*初夏の梓川と穂高岳・1996-06*この時期は岳沢や穂高にも残雪が多く、緑と白のコントラストが美しく映えていた。

d0091834_1314463.jpg

07*新雪の穂高連峰・1999-11*この時期は観光客も少なく静かな上高地散策ができる。梓川の川越しに新雪の穂高が美しい。

d0091834_13151853.jpg

08*晩秋の小梨平にて・1999-11*夏はキャンプ地で賑わう小梨平も、晩秋は人影も無く静まり返っていた。

d0091834_1315504.jpg

09*雲行く穂高連峰・1997-10*穂高上空は何処までも高く、澄み切った空にいく筋もの雲が過ぎ去って行く。

d0091834_131625100.jpg

10*新雪の穂高岳倒影・1997-10*上高地お気に入りのポイントで毎回訪れては倒影状態を確認してみる。この日は新雪が見事に投影していた。

d0091834_13165713.jpg

11*錦繍の岳沢と穂高岳・1996-10*この年の上高地はすばらしい紅葉・黄葉が見られ、とくに岳沢の色彩は見事であった。

d0091834_13173392.jpg

12*秋色の西穂山稜・1996-10*梓川上部から西穂山稜にかけての樹々が黄葉し、ところどころには紅葉の木が点在し《錦絵の山稜》が描かれていた。

d0091834_1318765.jpg

13*新雪の焼岳・2001-11*大正池から梓川沿いに河童橋に帰る途中、振り返った視野に新雪の焼岳が飛び込んできた。

d0091834_13183693.jpg

14*夕陽の河童橋にて・1999-11*夕暮れの梓川左岸に立つ。残照が河畔の樹々を照らし、間もなく岳沢もシルエットになって行く。

d0091834_13191026.jpg

15*朝光の輝き・2001-11*梓川左岸も明神池近くに来ると訪れる人も少なく、折りしも、対岸の樹が朝陽にキラキラと輝いていた。

d0091834_13211396.jpg

16*晩秋の田代湿原にて・1996-11*田代湿原の四季は上高地を代表する撮影ポイントである。秋彩の前穂つり尾根を切り取ってみた。

d0091834_13215438.jpg

17*光る湿原・1999-11*田代湿原に六百山稜線から早朝の光りが差し込んだ瞬間には《白い世界》が現出する。

d0091834_13222526.jpg

18*朝光輝く樹々・1999-11*六百山から早朝の光りが差し込むのを多数のカメラマンが待っていた。そんな人たちが立ち去ってから三脚を立てたがすでにクライマックスは終わってしまった。

d0091834_13225567.jpg

19*新雪の朝・1999-11*朝になってもガスが岳沢を包む。そんな一瞬、切れ間から新雪の前穂高が顔を覗かせてくれた。

d0091834_13233514.jpg

20*夕陽に染まる前穂高岳・1999-11*昨夜来の新雪が穂高の岩尾根に降り積もった。その岩肌が夕陽に赤く染まっていった。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-12 13:29 | 日本の山岳風景
Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO8チベットの子供たち

ヒマラヤやチベットをトレッキングしながら撮影している時の楽しみの一つは、高地山岳民族の子供たちとの出合いと交流です。
宿営地に着くと何処からともなく集まってきます。山奥の子供たちは外国人にはめったに逢うことも無いのです。

子供たちの着物は同じものを着ているので擦り切れ、風呂に入る習慣がありませんから汚れきって匂いもきついですが、とてもカラフルでお洒落です。兄弟思い・親思いです。羊や山羊の世話は彼らの仕事です。友達とはいつも仲良しです。

チベットの子供たちの目を見てください。その《瞳》は輝き、希望に満ちています。なんと無邪気な表情でしょう。なんとやさしい表情でしょう。そんな《表情》を見てください。

なお、私のホームページ《加藤忠一ヒマラヤ巡礼写真館:http://www.h4.dion.ne.jp/~kato-chu/index.htm》第五章「ヒマラヤの子供たち」もあわせご覧ください。

    2006-9-12    加藤忠一記

d0091834_1132183.jpg

01*放牧テントで出会った少年*テントの中で両親から羊のバター茶をご馳走になり帰るとき見送ってくれた。少し、はにかんだような表情をして生まれたばかりの羊の赤ちゃんを抱っこしていた。

d0091834_11324365.jpg

02*目が可愛い少女*髪の毛をうしろで結び上げ鼻を少々たらしながらもにっこりと微笑んでくれた

d0091834_11331843.jpg

03*チベット風のチョンマゲ?赤ちゃん*オールドティンリーの湖で撮影中に母親に抱かれた赤ちゃんが見物に来た時のワンショットである。

d0091834_11334972.jpg

04*赤い頬っぺの少女*遊牧民のテント村を撮影中の少女。何ともいえない人懐っこい表情をしています。いまの日本の子供たちもこんな表情を見せてくれるでしょうか。

d0091834_11343026.jpg

05*少し怒ったような表情の少女*こちらを物珍しそうに見つめていた瞳とその表情がなんとも言えなかった。

d0091834_11352118.jpg

06*敬礼する少年*学校帰りのカバンを背負いカメラを向けると《敬礼》のポーズをとってくれた。

d0091834_1136239.jpg

07*お洒落な少女*チベットの少女はオシャレである。この少女もイヤリングをしてネックレスもつけていた。

d0091834_11363546.jpg

08*テントから首を出した洟垂れ小僧たち*砂丘を撮影中カメラを向けるとテントに逃げ込んだがすぐに顔を出した。中央の少年の見事な《ハナ2本線》に最敬礼である。

d0091834_1137621.jpg

09*いたずらっこ少年*砂漠の村を撮影しているときに私の傍に来てはイタズラをしていた少年。真っ黒な手をしていてもその表情は明るく可愛い目をしていた。

d0091834_11373928.jpg

10*遊牧民テントから出てきた少女*チベットの子供たちは目の病にかかっている子供が多い。砂混じりの手で目をこするからであろうか。

d0091834_11381166.jpg

11*羊飼いの少女*羊の放牧を一人でやっていた少女。チベットの子供たちは働き者で重要な労働力になっている。とくに山羊や羊などの放牧は彼らの担当である。見ていると実に見事に羊を操っていた。

d0091834_11403139.jpg

12*全員集合のガキ大将たち*カメラをぶらさげた私を見ると学校帰りの子供たちが集まってきた。各人各様の表情がじつにほほ笑ましい。

d0091834_1141673.jpg

13*水汲みの三人組*吊り橋を渡って水汲みに来た三人組。チベッタン風の民族衣装を着てそれぞれ個性的な顔立ちをしていた。私を見つけると大急ぎで近寄ってきた。

d0091834_11413854.jpg

14*チベット少年の表情1*三人組の親分株である。毛糸の頬被りをして貫禄十分である。

d0091834_11421410.jpg

15*チベット少年の表情2*これも三人組の一人。なかなかオシャレで派手なスカーフを首に巻き見事なイヤリングをしていた。

d0091834_11425399.jpg

16*チベット少年の表情3*三人組の中では一番老けていた。おじさんのような表情に思わずニッコリである。

d0091834_1144524.jpg

17*ロバに乗って引越しの少年*遊牧民の引越し風景である。家財道具一式を積み込み一家総出で移動して行く。今日中に新しい放牧地が見つかるのだろうか。次なる放牧地でも元気に暮らせよと思わず祈る。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-12 12:06 | 高地山岳民族

(7)燃えるヒマラヤ

Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO7:燃えるヒマラヤ

ヒマラヤの撮影をはじめて十数年になりますが、なんといっても、撮影していて一番興奮するのは、朝光・夕光に染まったヒマラヤです。
しかも、形の良い雲が頂上付近に現れ、それが真っ赤に燃え始めた瞬間です。そんな時は、一瞬シャッターを切るのも忘れるほどです。

しかし、自然相手の被写体ですから、自分のイメージ通りの作品は、そんなに撮れるものではありません。そんな中でも、皆さんにご高覧いただけそうな作品の幾つかを公開することにしました。ヒマラヤ山脈は、ネパール・中国・インド・ブータン・パキスタンの五カ国にまたがる南北200km・東西2400kmの大山脈で、まさに《TOP of The World》です。

   2006-9-11    加藤忠一記

d0091834_1741188.jpg

01*燃えるエヴェレスト山群 撮影地・ネパール・チョーキ・1999/11*テント撤収の早朝、エヴェレスト山群方面を見ても雲が厚く、諦めて荷物整理をしていた時、「エヴェレスト!」と叫ぶポーターの大きな声でテントを出た瞬間、赤く染まったエヴェレスト山群が飛び込んできた。慌ててカメラ・三脚を取り出して撮影した記念すべきショットである。写真は手前右がマカルー8463m、中央三角の高峰はピーク6739m、左奥ローツェ8516m、その右はエヴェレスト8848mである。

d0091834_1742158.jpg

02*朝日に輝くカンチェンジュンガ8586m 撮影地・ネパール・チョーキ・1999/11*この高峰はヒマラヤ山脈の東端に位置し、ネパールとインドの国境に聳え立っている。ヒマラヤの登山基地ネパール・カトマンズに行くときに、飛行機の右側に先ず飛び込んで来るHimalayaである。この山は長い間、世界最高峰と思われていた(実際は世界第三位)ように、実に山容の大きな堂々とした山である。エヴェレスト山群の撮影でネパール・チョーキの丘にキャンプした際、夜明けのカンチェンジュンガを捉えることができた。山頂周辺の雲が急に燃え始め、山稜がオレンジ色の雲で覆われるとそれが乱舞しはじめた

d0091834_17424527.jpg

03*燃えるマカルー8463m 撮影地・ネパール・チョーキ・1999/11*劇的なドラマは最後に用意されているものである。1999年11月のマカルー撮影はあまり天候に恵まれず、期待したほどの撮影結果が得られず、最終日早朝にテントの中で下山準備をしていたとき、急に外が騒がしくなり、「出たぞ・・・」という声でテントの外に飛び出した。テントの正面では、劇的なドラマが展開されていた。マカルーにいく筋もの紅い雲が走りぬけて行った。シェルパの人たちもめったにお目にかかれないシーンであったとのことである。

d0091834_17433119.jpg

04*曙光チョモランマ 8848m 撮影地・チベット・チョモランマBC・2005/5*チョモランマ(英名・エヴェレスト)のベースキャンプを見下ろす小さな岩山で「曙光のチョモランマ」を狙って早朝から待っていた。しかし、この朝のチョモランマBCは強風が荒れ狂い気温も相当に下がってきた。指先の感覚が無くなりそうになり諦めかけた瞬間、期待通りの第一光が頂上に差し込んできた。感覚の無くなってきた右指に温かい息を吹き込みつつ何枚かのシャッターを押し続けた。

d0091834_17441374.jpg

05*夕日に染まるチョモランマ8848m 撮影地・チベット・チョモランマBC・2005/5*ネパール側のエヴェレスト(英名・ネパール名ーサガルマータ・チベット名ーチョモランマ)は何処から見ても前山が視界を遮りエヴェレストの頂上付近しか見えないが、ここチョモランマのベースキャンプでは、山容全体を大きく見ることが出来る。そのチョモランマの北壁に夕日が差込み、北壁が真っ赤に燃えるの期待して待ち続けたが、昨年同様にこの時も期待した色に染まらず終わってしまった。

d0091834_1744466.jpg

06*朝陽に染まるローツェ8516m(左)&チョモランマ8848m(右) 撮影地・チベット・パンラ峠・2005/5*早朝3時過ぎロンブク谷を出発し、このパンラ峠(5200m)でヒマラヤ山脈に朝日が差し込んでくるのをランクル車内で待つ。この峠からは8000m級の巨峰が四座も並んで見渡せる。どんな光景が展開されるかと思った瞬間、その期待通りのシーンが現出した。チョモランマとローツェにかかる雲も徐々に赤く染まりかけてきた。

d0091834_17464481.jpg

07*朝陽に燃えるギャチュンカン7952m(左)&チョオユー8201m 撮影地・tチベット・パンラ峠・2005/5*パンラ峠に立つと、左にマカルー(8463m・世界第五位)、中央にローツェ(8611m・世界第四位)とチョモランマ(8848m・世界第一位)、そして右には、このチョ・オユー(8201m・世界第六位)が聳え立っている。その左には私の大好きなギャチュンカン(Gyachung Kang 7952m)が望見できる。

d0091834_17472281.jpg

08*赫光ヒマルチュリ7893m 撮影地・ネパール・バーラポカリ・1998/11*バーラポカリの尾根に立つとマナスル三山が大きく立ちはだかって見える。マナスル・ピーク29の右に見えるのがこのヒマルチュリである。大変に大きな山容で朝日に輝く山稜もすばらしいが、夕日に染まる姿も雄大である。

d0091834_17515430.jpg

09*夕光に染まるピーク29 7871m 撮影地・ネパール・バーラポカリ・1998/11*このピーク29をはじめマナスル三山は、いずれも日本人が初登頂し、『日本人のヒマラヤ』として有名である。そのマナスル三山を撮影するためバーラポカリ尾根になんども足を運んでみたが、午後になると谷間から雲が湧き上がり山々を隠してしまう。そんな天候の中、雲間から一瞬このピーク29が紅く燃え上がってきた。われを忘れて何枚もシャッターを切った時の一枚である。

d0091834_17522818.jpg

10*夕照マナスル8163m 撮影地・ネパール・バーラポカリ・1998/11*この巨峰は1956年5月9日、日本山岳会によって初登頂され、日本人による唯一の「8000m峰」初登頂のヒマラヤである。ピーク29峰との谷間から湧き上がる雲の中、夕陽に染まる姿を見せてくれた。写真右はピーク29(7871m)、左がマナスル8163mである。

d0091834_17541184.jpg

11*赫光ラムジュンヒマール6983m 撮影地・ネパール・バーラポカリ・1998/11*マナスルの左に続く山稜に見える高峰である。マナスル三山に比べると標高こそ低いが、夕日に染まった姿は実に堂々としていた。

d0091834_17564682.jpg

12*かさ雲に染まるアンナプルナ南峰7219m 撮影地・ネパール・オーストリアキャンプ・1997/11*東の空が染まり始めそろそろ朝光が走ってくると思われた瞬間、アンナプルナ南峰の頂上に形のよい雲がかかりはじめ、それに向かって朝一番の光が射し込んできた。一瞬息をのむ静寂の中「神々の座」は輝きを増し始めた。

d0091834_17573052.jpg

13*朝光のダウラギリⅠ峰8167m 撮影地・ネパール・ラルジュン・2000/11*ダウラギリはヒマラヤ山脈でも一番西方に位置する大山塊である。ジョムソンからカリガンダキ川を下りラルジュンで夜明けのダウラギリ東面の曙光を待つ。頂上に光が差し込み、それが徐々にくだりはじめ頂上直下の氷河にまで下りきった時の一枚である。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-11 18:00 | 世界の山岳風景
Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO6:燃えるカラコルム&中国横断山脈の高峰

前回の記事では、(2)《燃えるヒマラヤ》と題して、ネパール・ヒマラヤのダウラギリまで投稿しましたが、引き続き、ダウラギリから西に位置するカラコルム山脈やヒマラヤ山脈の東端に位置する中国横断山脈の高峰を掲載します。

カラコルムの高峰はヒマラヤと違い氷河の侵食で削られた鋭鋒が屹立し、氷河も3000mくらいから見ることが出来ます。

中国横断山脈の高峰は、最近になり興味をもちはじめ、ここ数年通い続けています。撮影地まで車や馬で入れますし、撮影地の標高も3000m~4000mとヒマラヤに比べ低く、入山がし易くシルバー隊にとって好都合です。

     2006-9-11    加藤忠一記

d0091834_1014422.jpg

01*夕照に染まるトポップダン峰6106m 撮影地・パキスタン・パスー村*カラコルム山脈のバトゥーラ氷河を遡りバトゥーラ峰を撮影するため、登山基地のパスー村に入る。この村で一泊しガイド&ポーターと合流する。その日の夕方川原に張ったテントを出てみると川岸の向こうに聳え立つトポップダン峰が夕日を受けてピンク色に染まり始めた。
この山の山容(鋭鋒)が異様でまさに奇峰・怪峰といった雰囲気の高峰である。画面中央奥が主峰。

d0091834_10152426.jpg

02*夜明けのディラン7257m 撮影地・パキスタン・タカファリBC*この日のディラン峰は頂上付近に厚い雲がかかり、ラカポシ峰方面から射し込む光は、その厚い雲に遮られ、多少ピンク色になっただけで終わってしまった。

d0091834_1016265.jpg

03*赫光バトゥーラⅠ峰7795m 撮影地*パキスタン・プットマハル*プットマハルのベースキャンプでは2泊のテントを張ったが、2日続きの晴天に恵まれ、この日の朝も真っ赤に染まったバトゥーラⅠ峰を撮ることができた。

d0091834_10164266.jpg

04*紅彩梅里雪山・太子峰6740m 撮影地*中国雲南省・飛来寺*霊峰《太子峰》はチベット族の聖なる神山であり、いまだ登山許可がおりず未踏峰である。朝早くからカメラを構えたが雲が厚くなかなかその姿を現さない。一瞬雲間が開き赤く染まった雄姿を見せてくれた。

d0091834_10171948.jpg

05*赫光央萬勇峰5898m 撮影地*中国四川省・洛絨牛場》*早朝ヘッドライトを頼りに静まり返った亜丁の谷で夜明けを待つ。一筋の光が央邁勇峰の頂に届いた。天空のドラマがはじまる。静寂の谷にシャッター音のみが響きわたる。

d0091834_1018127.jpg

06*紅彩の夏諾多吉峰5898m 撮影地*中国四川省・洛絨牛場*この峠からの夏諾多吉峰は朝焼けにはならないが、夕陽は稜線に射し込み、この日の夕方も見事な紅彩を見せてくれた。

d0091834_10184755.jpg

07*朝光に燃える玉龍雪山5596m 撮影地*中国雲南省・麗江萬鼓楼*この朝の玉龍雪山は、谷から湧き出した雲と頂上付近の笠雲を真っ赤に染め上げ、文字通り、天空に向かって龍が吠えまくっていた。

d0091834_10192264.jpg

08*夕照のミニャコンカ7556m 撮影地*中国四川省・新都橋*ミニャコンガ峰は中国・四川省の最高峰であり、中国チベットの《マッターホルン》といった雄姿である。新都橋に下る手前の峠で、丁度、夕日が射し込んできた。寒さに震えながら雪原で待った甲斐があり、ピンク色の見事な山容をとらえることができた。

d0091834_10201052.jpg

09*雲染まる玉龍雪山5596m 撮影地*中国雲南省・麗江萬鼓楼*東の空から射し込んできた早朝の第一光は、玉龍雪山の頂上と右方の雲を真っ赤に染め上げ、実に見事なドラマを演出してくれた。ヒマラヤでは何度となく見事な朝焼け&夕焼けを撮ってきたが、この朝の玉龍雪山はベスト3に入るようなシーンをプレゼントしてくれた。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-11 10:21 | 世界の山岳風景
Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
(5)北アルプス:夏の縦走路1998

若いときから南・北アルプス、八ヶ岳や故郷の山《丹沢》などを歩き回って来ましたが、当時(昭和30年前後)は歩くのが主でカメラは単なる《記録》程度にしか使っていませんでした。

もっとも、撮影フィルムも《ネガフィルム・白黒》でカラー・ポジフィルムなどは高価で買えませんでした。山歩きを再開した50歳代後半から、ポジ・フィルムを使い始めましたが、山行の回数も極端に少なくなり公開でそうなポジ・フィルム作品はありません。

ここ十数年は、ヒマラヤやチベット、最近は中国横断山脈への撮影に飛び回っており、『日本の山』を撮影していません。その少ない『日本の山』作品として、《夏の縦走路~燕岳から常念岳~》を掲載します。

この作品は、1998年7月に撮影したものですが、生憎の天候で晴れたのは常念岳頂上だけでした。ヒマラヤ巡礼の旅が終り、体力に余力が残っていれば、もう一度、《想い出の山巡り》をしてみたいと思っています。
~お知らせ~
記事&写真は投稿日順に5ファイルまで掲載されます。それ以上古い記事&写真はトップページ左欄にある《カテゴリー》に収容されています。《カテゴリー》はジャンル毎に整理されたもので、例えばヒマラヤ関係の写真を見たい場合は「世界の山岳風景」をクリックすれば既投稿のヒマラヤ記事&写真が出ています。
なお、私のブログは二つ作成しています。それぞれご高覧ください。
* chusanの《ハマ通信》
URL http://blogs.dion.ne.jp/chusan8848/
* chusanの《ハマ写真館》
URL http://chusan8611.exblog.jp/

            2006-9-10     加藤忠一記

d0091834_15515830.jpg

01*燕岳頂上への道*燕山荘から燕岳山頂への道である。風化した花崗岩が様々な姿形で散立している。:撮影地・燕山荘にて

d0091834_15525439.jpg

02*北燕岳方面を望む*晴れていれば後立山連峰や剣・立山連峰が一望できるが、ガスのため北燕岳方面しか視界が開けなかった・撮影地・燕岳頂上にて

d0091834_1553367.jpg

03*槍ヶ岳方面を望む*槍ヶ岳(画面中央)方面もガスっており、表銀座の山々も望むことはできなかった。:撮影地・燕山荘にて

d0091834_15543451.jpg

04*縦走路で出会った子連れの雷鳥*縦走路のガスが一瞬切れ縦走路脇で鳥の鳴き声がしたのでよく見ると子連れの雷鳥が現れた。:撮影地・燕岳~大天井岳銃走路

d0091834_15553686.jpg

05*雷鳥・親鳥との対面*すっかり夏毛に覆われた親鳥で縞模様が実に見事である。子供を守ろうとしているのか、カメラを睨んでいた。:撮影地・燕岳~大天井岳銃走路

d0091834_15571629.jpg

06*高山植物の女王・コマクサ*燕岳は日本でも有数なコマクサの群生地である。朝露をつけ可憐な花を咲かせていた。:撮影地・燕岳斜面

d0091834_15581150.jpg

07*大株のコマクサ*コマクサは栄養分の少ない岩砂地に自生するため、発芽から花が咲くまで2~3年はかかるという。大株は珍しい。:撮影地・燕岳斜面

#IMAGE|d0091834_15585546.jpg|200609/10/34/|mid|640|416#]
08*常念岳頂上への道*常念乗っ越しにある《常念小屋》に宿泊した翌日は、見事に晴れ上がって早朝から登山者が頂上を目指していた。:撮影地・常念小屋にて

d0091834_1614516.jpg

09*槍ケ岳方面を望む*常念岳の頂上からは、谷を隔てた向こうに東鎌尾根から槍ケ岳へとつづく岩尾根が望見できる。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_1623569.jpg

10*槍ケ岳遠望*晴れ上がった青い空に三角錐の大槍が突き出ている。画面左、槍の左下に赤い屋根の《槍ケ岳山荘》が見える。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_1632110.jpg

11*穂高岳方面を望む*槍ヶ岳の左に目を転じれば涸沢の谷の向こうに、穂高連峰が聳え立っている。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_1671153.jpg

12*奥穂高岳遠望*涸沢カールの残雪の上部に奥穂高岳が聳え立ち、頂上岩峰直下に赤い屋根の《穂高山荘》も望見できた。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_1685199.jpg

13*富士山と南アルプス*常念岳頂上からの眺望はすばらしく、雲海の彼方に富士と南アルプス・甲斐駒ケ岳を望むことができた。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_1693026.jpg

14*雲海の富士*昼近くになると雲が出始め、見事な夏特有の雲海が湧き上がり富士を隠し始めた。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_16101857.jpg

15*夏の縦走路~蝶ヶ岳方面への道*常念岳から蝶ヶ岳方面へと続く縦走路である。蝶ヶ岳から上高地へ下山するルートでもある。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_16124995.jpg

16*夏の縦走路~槍ケ岳への道~*燕岳から槍ケ岳へは《表銀座コース》と呼ばれている人気NO1の道が開かれている。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_16254586.jpg

17*夏の縦走路~燕岳への道~*常念乗っ越しから大天井岳を経て燕岳方面へと続く雲表の縦走路がのびている。:撮影地・常念岳頂上にて

d0091834_16175450.jpg

18*夏の縦走路~燕岳・剣岳を望む~*画面中央に燕岳が聳え、鞍部に赤い《燕山荘》が見える。雲海の彼方には剣岳が遠望できた。:撮影地・常念岳頂上にて  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-10 16:26 | 日本の山岳風景
Chusanの写真ブロブ《感動発信!感動共有!》
NO4:ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシは、エヴェレスト8848mを間近に望むゴーキョ・ゴジュンバ氷河のガレ場(5000m)にひっそりとただ一輪咲いていました。

透き通るようなヒマラヤン・ブルーの花が、地上にこぼれた巨大な宝石のように輝き、氷河と氷河湖の間の岩場に咲いています。

青いケシの仲間(Meconopsis Horridula )では、最も標高の高い(4500m~5000m)の岩場(ガレ場)に生え、全身を強力なトゲで武装し咲いています。

この花はモンスーン(夏の雨季)の7月一ヶ月だけ、しかも、酸素の薄い(平地の半分)のガレ場に、風雪をさけるために身の丈を極端に低く(約10cm~15cm)しながら咲いているのです。極寒の地で見事な花を咲かせていました。「よく頑張って咲いたネ!」と思わず語り掛けました。まさに、ヒマラヤの高地だけにしか見ることの出来ない《幻の花》であり、《憧れの花》でもあります。(私のお気に入りの作品を何枚か投稿します。前回《四姑娘山の青いケシ》を投稿しましたがそちらと見比べて下さい。)

     2006-9-10     加藤忠一記

d0091834_1436838.jpg

01*逆行線に浮かび上がる青いケシ・撮影地・ネパール・ゴーキョ*この青いケシはシェルパ族のガイドがやっと見つけてくれた花で大輪の見事な花をつけていた。花びらが半逆行の光線に輝くように位置決めして撮った一枚である。かがみ込んで何枚もシャッターを押しているうちに酸欠で倒れ込んでしまった「苦心作」である。

d0091834_14463027.jpg

02*黄色い花を従えて咲いていた青いケシ・撮影地・ネパール・ゴーキョ*左側に小さな黄色い花を従え、見事なヒマラヤン・ブルーの花びらを上向きに咲かせていた。

d0091834_15244421.jpg

03*身丈に似合わない大きな花をつけた青いケシ・撮影地・ネパール・ゴーキョ*背丈が7~8cmなのに大きな花を咲かせ私に「どうだ!見事な花だろう」と語りかけてきた。  《完》
[PR]
by chusan8611 | 2006-09-10 15:32 | 高山植物