還暦を機に始めた撮影トレッキングに行ったネパールヒマラヤ・パキスタンカラコルム・ヨーロッパアルプス・日本アルプスなどの山岳写真のほか内外の風景写真を掲載しています。


by chusan8611
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CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO60:ネパール・カトマンズ百景

みなさんの中には、《ヒマラヤ》は見たことはないが、《カトマンズ》の町には行ったことがあるという人が多いのではなでしょうか。カトマンズは、ネパール王国の首都であり、政治、経済、観光などの中心都市です。また、ヒマラヤ登山やトレッキングの重要な基地でもあります。カトマンズはネパールのほぼ中央部に位置し、周囲を3000級の山に囲まれた盆地(標高1300m)にあります。郊外の高台に行けば、彼方にヒマラヤの高峰を望むこともできます。カトマンズには、ヒンズー教や仏教の古い寺院が多く点在し、赤いレンガの民家が立ち並び、人々が様々な生活を送っています。

カトマンズには、ヒマラヤ撮影の度に相当回数訪れていますので、カトマンズ国際空港に到着して、一種独特の蒸し暑さと臭いを嗅ぐと、「また、カトマンズに戻って来たな・・」という思いがこみ上げてくるから不思議です。

この街の風景は、来る度にスナップ的に撮影していますが、とくに、2003年、《ゴーキョ・ピーク》トレッキングに来たときは、悪天候のためルクラ行きの飛行機やヘリコプターは飛ばず、5日間も停滞となりました。その間やることがありませんので、カトマンズの街中や郊外の風景を撮りまくったお想い出があります。

数多く撮影したカトマンズの風物詩・風景の中から、いくつかの作品を投稿しますのでご高覧ください。

2009-11-21  加藤忠一記

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01*カトマンズ市街1:スワヤンブナード寺院展望台にて*スワヤンブナード寺院の東側の展望台からは、カトマンズ市内が一望できる。こうして見ると、カトマンズも市街地化が進み、近代的なビルが多く見られるようになった。

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02*カトマンズ市街2:スワヤンブナード寺院展望台にて:*しかし、市内のあちこちを歩いていると赤レンガの二階建てや三階建ての家が多く、大通りから一歩中に入ると、土レンガを積んだだけの平屋の家なども多く見られる。

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03*道路に寝ころぶ牛たち:カトマンズ市内にて*この街では、《牛》は神聖な生き物として大切にされている。大通りにも牛たちが寝ころび、人や車は当然のように牛たちを避け通り過ぎて行く。

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04*裏通りを行く牛:カトマンズ市内にて*牛たちは裏通りにも、散策?に現れる。これを見る人も、完全無視?か、極めて無関心である。

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05*市内をねり歩くゾウ:カトマンズ市内にて*時にはゾウさんも現れる。マイクロバスで市内を通過中に出会ったが、突然の大物にシャッターがブレてしまった。

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06*裏通り風景1:カトマンズ市内にて*近代的な建物で占められた大通りを一歩中に入ると、そこは雑然とした裏通りとなる。小さな露店や縁台に商品を陳列しただけの店が見られる。カトマンズの生活風景はこれが一般的シーンである。

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07*裏通り風景2:カトマンズ市内にて*共同炊事場のある住居地である。ここは子供たちの遊び場であり、炊事場、洗濯場、お風呂場(上半身を洗う)などに利用される。住民にとってこの場所は、まさに《生活の場》である。

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08*裏通り広場で遊ぶ子供たち:カトマンズ市内にて*どこに行っても子どもたちは元気である。でんぐり返しをしている子供、頭を抱える子供、踊る子供、これを見る子供たちなどいる。なんと愉快な世界であろうか。

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09*露天商のおばさん1:カトマンズ・アッサントーレにて*この通りのバザールにはカーペット、仏具の店のほかに金属製の鍋、釜や壺、衣類、化粧品などあらゆる日常生活品が縁台のような板に上に並べられている。このおばさんは落花生などの豆類やレモンを並べていた。

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10*露天商のおばさん2:カトマンズ・アッサントーレにて*身動きできないほど混雑する路上に商品を並べている青空市である。色合いの超派手な雑貨売りの店である。

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11*露天商のおばさん3:カトマンズ・アッサントーレにて*即席の果物露天商である。こんな簡単な店構えで商売になるのだろうか。

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12*露天商のおばさん4:カトマンズ・アッサントーレにて*香辛料の露天商である。インド料理と同様にネパール料理も、色んなスパイスを使うのでこの店は客が多い。

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13*露天商のおばさん5:カトマンズ・アッサントーレにて*近郊の農家から仕入れてきたのであろうか。この店では、玉ネギ、里芋、唐辛子、ニンニクなどを籠に入れての販売である。

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14*カトマンズ田園風景1:カトマンズ郊外にて*カトマンズに来た時は出来るだけヒマラヤ展望台に行くことにしている。カトマンズ郊外の《カカニ》、《ナガルコット》、《ドリケル》の三か所であるが、その展望台に行く途中に、カトマンズ郊外の田園風景が広がる。ここは緑多い斜面に、別荘など大きな家が点在する。

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15*カトマンズ田園風景2:カトマンズ郊外にて*ここは水田地帯であるが、裕福な農家が多いようで、いずれも大きな立派な家が見られる。

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16*カトマンズ田園風景3:カトマンズ郊外にて*畑では農婦たちが農作業に忙しそうである。雑草でも取っているのであろうか。緑の作物の中に真っ赤な服を着たご婦人がたたずみ、その色合いの対比が面白い。

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17*カトマンズ田園風景4:カトマンズ郊外にて*カトマンズはどんな田舎に行っても、ストゥーバ(仏塔)が建っている。熱心なチベット仏教(ラマ教)信者が多いのであろう。

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18*カトマンズ田園風景5:カトマンズ郊外にて*ネパールは平地が少なく、急な斜面を開墾した畑地が多い。急斜面は《棚田》として開墾され、天空まで届きそうである。

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19*ドリケルの丘からのヒマラヤ:カトマンズ郊外・ドリケルの丘にて*ヒマラヤの展望台へはカトマンズから車を使えば、一時間ほどで来ることが出来る。展望台からの眺望は、雲の出がちな日中より、早朝か夕方が最適で、朝焼け夕映えに輝く山々は神秘的で、まさに《神々の座》の名にふさわしい。

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20*ドリケルの丘からのヒマラヤ:カトマンズ郊外・ドリケルの丘にて*この丘からは西の空に、ランタン・リルン7245m(画面左)やドルジェ・ラクパ6968m(画面右)などのジュガール山群などが望見出来る。

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21*ナガルコットの丘からの夕日に輝くヒマラヤ:カトマンズ郊外・ナガルコットの丘にて*この丘からはガンチェンポ6387mやドルジェラクパ6968mなどのジュガール山群(画面左)を望むことが出来る。

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22*ナガルコットの丘からのヒマラヤ2:カトマンズ郊外・ナガルコットの丘にて*この日の夕方は天気も良く、落日まえに西の空が赤く染まり始め、ドルジェラクパ6968m(画面左手の大きな山容)が赤く燃えてきた。

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23*パタンの寺院:カトマンズ・パタンにて*パタンはカトマンズ盆地の第二の古都で、いまでもその王宮が残る仏教徒の多い町である。王宮通りにはバザールも開かれ、人通りも絶えない。画面右手の王宮は塔と寺院の複合建築で歴代の王が建築、増築し、中世建造物の極致の感がある。

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24*パタンの王宮寺院入り口:カトマンズ・パタンにて*寺院の入り口には、門番であろうか、巨大な像の石象がおかれている。

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25*寺院でくつろぐ老人たち:カトマンズ・パタンにて*王宮には、たくさんの人たちが往来し、付近の老人たちが思い思いに談笑していた。

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26*岩塩露天商のおばさん:カトマンズ・パタンにて*パタンに来ると、この岩塩売りのおばさんから《岩塩》を買って帰ることにしている。ヒマラヤの岩塩は、トマトなど野菜にかけて食べると絶品で、これを欠かしたことがない。

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27*おもちゃ売り:カトマンズ・パタンにて*夕方近く望楼の上で俯瞰撮影していると、一人のご婦人が玩具売りに近づき、子供のオモチャを買っていた。王宮での一コマである。

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28*側壁を飾る木彫りの出窓:カトマンズ・ハヌマンドカにて*パサンターブル・パワンの外壁であるが、レンガを積む途中で木窓をはめ込んだ建築様式で精緻に作られた彫刻物には驚かされる。

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29*ハヌマン・ドカ(旧王宮)入り口:カトマンズ・ハヌマンドカにて*旧王宮の入り口には門番のガードマンとたくさんの《守り神》がにらみを利かせて立っている。

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30*おみやげ露天商:カトマンズ・ハヌマンドカにて*チベット仏教の舞踊劇に使われる木彫面や仏具、ヒンズー教の土産品などが一緒に売られ、いかにも両教混淆の国らしい。

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31*怖い神様・カールバイラブ像:カトマンズ・タルバール・スクエアにて*ハヌマンドカ前(旧王宮前)にあるこの像は、右手に剣、左手に切り取った腕と生首を持っている。この像は破壊神シヴァ神の忿怒相とのことですが、表情はユーモラスである。

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32*バクタプール(バドガオン)の寺院:カトマンズ・バクタプールにて*パクタプールはバドガオンとも呼ばれ、いまから1200年前に創られた首都で、55窓の宮殿など歴史的建造物も多い。

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33*アパート風景:カトマンズ・バクタブルにて*レンガ造りの出窓を持った古いアパートと思われる建造である。一階は商店として使われ、二階は住居になっている。

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34*スワヤンブナード寺院入り口のタルチョ(祈りの旗):カトマンズ・スワヤンブナード寺院にて*カトマンズの西方の丘に建つスワヤンブナード寺院の入り口には、幾筋ものタルチョ(祈祷旗)がはためき、金色の仏像が迎え入れてくれる。

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35*スワヤンブナード寺院全景:カトマンズ・スワヤンブナード寺院にて*スワヤンブナード寺院のストゥーバ(仏塔)の高さは9m、直径は18mで大きな目玉が描かれている仏教寺院である。カトマンズでもっとも有名な寺院の一つで訪れる参拝客は絶えることがない。

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36*大目玉の寺院:カトマンズ・スワヤンブナード寺院にて*ストゥーバ(仏塔)の四面に描かれた目は、ネパール特有のもので、森羅万象を見通すといわれている。

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37*モンキーテンプルの親子:カトマンズ・スワヤンブナード寺院にて*スワヤンブナード寺院はサルが多いことで有名な仏教寺院である。私が訪ねたときにも、親子ともども早速に歓迎してくれた。

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38*ボウダナード寺院全景:カトマンズ・ボウダナード寺院にて*ボウダナード寺院はチベット仏教(ラマ教)の寺院で、そのストゥーバ(仏塔)は、直径27mもある世界最大級のものである。カトマンズ第一級の聖地であり、ヒマラヤ登山を前に必ずシェルパはここで登山の安全を祈願するという。

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39*巡礼者:カトマンズ・ボウダナード寺院にて*巡礼者や参拝者は、ストゥーバ(仏塔)の周囲を時計周りに回ってお祈りをしながら歩く。右手には数珠やマニ車を持っている。

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40*火葬場風景1:カトマンズ・パシュパティナート寺院にて*このパシュパティナート寺院はパグマティ川に面したネパール最大のヒンズー教寺院で、前の川(パグマティ川)には《ガーナ》と言われる火葬場がある。この火葬場ではときには荼毘に出会うことがある。私が訪れた時にも火葬が行われていた。他人の火葬など出会ったことがない私にとって、目の前の儀式は、ただただ驚きであった。

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41*火葬場風景2:カトマンズ・パシュパティナート寺院にて*この石台には遺体が置かれ、死者を弔う儀式の後、遺体はこの台の上で火葬にされる。

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42*火葬場風景3:カトマンズ・パシュパティナート寺院にて*パシュパティナート寺院前のパグマティ川の対岸には、石段の席が設けられ、多くの人たちが見物していた。観光客や一般人等も自由に出入り出来るようである。私も何回かはこの席に座って葬儀の模様を見物したが、ここにいた時ほど、人の《死》について考えさせられたことはない。

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43*火葬場風景4:カトマンズ・パシュパティナート寺院にて*火葬場のすぐそばの場所では、人々が《沐浴》や洗濯をしている。パグマティ川はインド・ガンジス河の小支流であり、聖なる大河に通じていることから沐浴が行われているという。頭髪を洗うにしても、清流とはいえないこの川で大丈夫なのだろうか。


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44*スナップ:カトマンズ・パタンの寺院にて*ヒマラヤへの玄関口である《カトマンズ》は、ネパールのすべてが凝縮され、とても活気に溢れた街である。また、中世の面影を色濃く残し、なにか《時》がゆっくりと進んで行く雰囲気の街でもある。ヒマラヤの山奥まで入り、トレッキングしながらの撮影が出来ななくなったら、この街を再訪しながら、ドリケルの《丘》にも立って、過ぎ去りしヒマラヤ巡礼を想い出しながら、ヒマラヤの峰々を望見してみたい。   《完》
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by chusan8611 | 2009-11-21 14:50 | 世界の風景
CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO59:バトゥーラ氷河紀行2002

ネパール・ヒマラヤの撮影トレッキングをしていて、遥か彼方に氷河を望見し、いつの日か氷河を真近かに見てみたいという願望を抱いていました。山岳写真家《藤田弘基》先生の星明りのヒマラヤや氷河の写真集等を見ても、氷河や星明りのヒマラヤを撮影したいという思いは強まるばかりでした。その機会が2002年に急に訪れました。山岳写真家《藤田弘基》先生が同行する写真撮影ツアーをヒマラヤ観光が開催しました。長年の夢を実現すべく、早速に参加し、氷河を歩き、星空のヒマラヤも撮影することができました。本ブログはその時のトレッキングの模様を撮影した作品ですが、雄大なカラコルムの山岳風景をご高覧下さい。

2009-11-20  加藤忠一記

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01*マンチェラ・バザールの露天商:パキスタン・ラワルビンディにて*バトゥーラ氷河までの道は、ワラルビンディからギルギッド・フンザまでは、ディラン・ラパポシやナンガパルバットへのルートと同じである。イスラマバード国際空港に到着後、ラワルビンディで一泊し、ここからスタートとなる。途中のマンチェラ・バザールに立ち寄り、肉や野菜、果物などを調達する。飲み物も買い込む。

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02*マンチェラ・バザールの果物屋:パキスタン・ラワルビンディにて*この露天商のおじさんは気前よく試食させてくれた。この時期(8月)はアンズや桃、ザクロなどが美味で値段も安い。

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03*マンチェラ・バザールの香辛料店:パキスタン・ラワルビンディにて:*ここみたいな砂漠気候帯で暮らすには、スパイスの摂取が必要なのであろうか。色んなスパイスが売られていた。

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04*カラコルム・ハイウェイのトラック野郎:パキスタン・チラー行スにて*カラコルム・ハイウェイはパキスタン~中国を結ぶ幹線道路で、荷物を大量に積載しトラックが行き来している。中国のトラックは地味であるが、パキスタンのトラックは派手な飾り付けが目につく。

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05*:仏塔の線刻画:パキスタン・チラースにて*インダス川畔のチラースで一泊したが、付近に仏教時代の線刻画があり撮影に行く。チラースの線刻画はディラン・ラパポシやナンガパルバットへの行き帰りにも撮影したが、いろんな線刻画を探し出し撮影する。

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06*トポップダン峰見ゆ:パキスタン・パスー村入り口にて*フンザを過ぎてしばらくするとフンザ川越しに
奇峰・トポップ・ダン峰が見えてくる。

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07*ウルタル峰7388m:パキスタン・フンザにて*フンザ郊外には雄峰《ウルタル7388m》が見えてくる。日本人登山家・長谷川恒夫さん(恒さんの愛称で登山界では親しまれ、ヨーロパアルプスの三大北壁の冬季単独初登攀者で知られる)が1990年にこのウルタルⅢ峰南西壁を初登頂したが、1991年にウルタルⅡ峰で雪崩に巻き込まれ遭難したのは有名な話である。

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08*パキスタン・中国国境:パキスタン・スストにて*ここはパキスタン:中国の国境検問所である。国境といっても緩衝地帯であり、いったん出国しても、クンジュラブ峠に行って帰ってくれば、パキスタン《出国》にはならないらしい。

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09*吹雪のクンジュラブ峠にて:パキスタン・クンジュラブ峠4700mにて*クンジュラブ峠は4700mの高地であり、高地順応のため行ったが、到着時、峠は夏とはいえ吹雪いており視界不良であった。

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10*中パ国境風景:パキスタン・クンジュラブ峠4700mにて*吹雪も一時間ほどで収まり、その後晴れてきた。画面中央右白い塔付近が国境線である。ここからパキスタン側は左側通行、中国側は右側通行となりややこしい。

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11*高度順応と昼食会:パキスタン・クンジュラブ峠4700mにて*高度順応のためゆっくりと付近を歩きながら撮影する。氷河も見える場所で昼食会となる。

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12*お花畑:パキスタン・クンジュラブ峠4700mにて*この峠の夏は高山植物が満開で、キクの仲間やエーデルエワイスが群生していた。

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13*高山植物・リンドウの仲間:パキスタン・クンジュラブ峠4700mにて*紫色のリンドウの仲間を発見、早速カメラに収める。

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14*パスー村のテント場:パキスタン・パスー2600mにて*クンジュラブ峠4700mでの高度順応から帰ってきて、パスー村にて一泊する。パスー川に出てみるとトポップ・ダン峰がすぐ側に聳え立っている。

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15*ポーターへの荷物仕分け作業:パキスタン・パスー2600mにて*16*テント場では、明日から出発する荷物の仕分け作業が行われ、ポーターたちが真剣な眼差しで取り囲んでいた。

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16*夕照のトポップ・ダン峰6160m:パキスタン・パスー2600mにて*ゆうがた、パスー川畔に出てみると、折からの夕陽を浴び、トポップ・ダン峰の岩峰が輝いていた。トポップ・ダンは柔らかい岩で構成され、そのため雨風に浸食されて針峰となっている。

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17*暮れ行くシスパー峰7611m:パキスタン・パスー氷河入り口2700mにて*夕食後、ガイドが盛んにパスー氷河入り口のシスパー峰7611mが夕日に燃えるかもしれないと薦めるので出かけてみた。燃えることはなかったが折からの逆光に名峰《ヒスパー峰》が浮かび上がっていた。

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18*ポーターたちの昼食:パキスタン・ユンズ3100mにて*午後遅くユンズに到着。早速に昼食となる。ポーターたちは、焼きパン《ナン》と紅茶の昼食である。私もすすめられて《ナン》をたべたが、塩味と香ばしさで大変に美味であった。

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19*ユンズのテント場:パキスタン・ユンズ3100mにて*この日は予定では《ヤシパットキャンプ地》まで行く予定であったが、パスー村からの登りが意外に強く時間のかかったことと、この先の氷河横断を偵察の結果、半日で通過は無理との結論で、急遽、ユンズでテント泊にした。

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20*バトゥーラ氷河とトポップダン峰:パキスタン・ユンズ3100mにて*パスー村で見たトポップ・ダン峰とやや趣が違うが奇峰である。テント場ユンズ前の氷河は大きな石が散在し、氷河舌端(先端)をうかがわせる。

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21*ヤシパットのテント場目指して:パキスタン・ユンズ3100mにて*氷河の淵は断崖絶壁で壁の高度は1000mほどもあるという。午後暖かくなると盛んに30cmほどの石が崩落してくるという。この危険地帯を通過するのは午前中の早い時間帯で、しかも歩く間隔は20~30mほど開けるという。ガイドに聞くと、「万一、石が当たってもケガや死者が一人で済むからだよ!」と言われた。

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22*青白く光るクレパス:パキスタン・ユンズ3100mにて*氷河は大変にデコボコし、アップダウンがあるので、ここを通過するのはつらい。登り切ったかと思うと下りになる。その繰り返しである。

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23*氷河に咲くネギの仲間:パキスタン・ユンズ3200mにて*この植物も乾燥に強いのであろう。ネギの仲間みたいであるが表情が明るく力強い。

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24*氷河に咲くバラの仲間:パキスタン・ユンズ3200mにて*ばらの仲間も砂地の乾燥に強い植物である。北海道によく咲いている《ハマナス》の花弁にソックリである。

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25*氷河に咲くキクの仲間:パキスタン・ユンズ3200mにて*岩砂地に真っ黄色なきくの仲間の群生を見つけた。乾燥に耐え生き生きと育っている。

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26*氷河に咲くラベンダーの仲間:パキスタン・ユンズ3200mにて*砂漠のような環境のためか、乾燥に耐えられる植物が多い。ラベンダーの原種のような紫色の植物も多い。手でもんで臭いを嗅いでみるとかすかにラベンダーの香りがした。

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27*ヤシパットのテント場:パキスタン・ヤシパット3300mにて*ここのテント場では、ヤクや牛の放牧地のロッジと同居となる。少々臭いが平坦で砂地のためてんとの寝心地は大変良い。色とりどりの一人用のテントに夕陽が差し込み、ポーターが入れてくれた温かい紅茶を飲みながらひと時を過ごす。至福の時間が過ぎ去って行く。

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28*バトゥーラ氷河のクレパス群:パキスタン・ヤシパット3300mにて*ヤシパット・テント場の前の氷河は、クレパスがいたるところで口をあけ、午後になるとあちこちで崩落音が聞こえてくる。

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29*バトゥーラ氷河を遡る:パキスタン・ユンズ3300mにて*氷河といっても、周りは岩砂地で白い氷河は上流5000mくらいまで行かないと見られない。3000m~4000m付近はモレーンという左右の斜面から流れ込んだ砂の堆積地で、《ブラック・グレイシャー Black Glacier》である。この黒い氷河は午前中は凍結しているが、午後暖かくなると溶けだし大きな川となるので、通過は午前中に限られるようだ。 

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30*氷河上を行くヤク軍団:パキスタン・ユンズ3300mにて*プットマハル付近にはヤクの放牧地があり、下の草原で放し飼いになっていたヤクたちが放牧地に帰ってくる。

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31*プットマハルのキャンプ地:パキスタン・プットマハル3400mにて*プットマハルのテント場は、先発のポーターたちが個人テント・食堂テント・トイレテントなどを設営してくれて、われわれが到着すれば、食堂テントで温かい紅茶を飲ませてくれる。

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32*プットマハルの牧童小屋:パキスタン・プットマハル3400mにて*われわれはテントで寝泊まりするが、ポーターたちは付近の《牧童小屋》に寝る。小屋といっても、丸太と石で囲った粗末な囲い小屋で、隙間だらけだから夜は相当に寒い。彼らはこの小屋に薄い毛布一枚を掛けて寝る(写真の小屋参照)。

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33*曙光のバトゥーラⅠ峰7795mにて:パキスタン・プットマハル3400mにて*プットマハルのキャンプ場には滞在中、連日の好天に恵まれ、朝焼けのバトゥーラ峰をあきるほど?撮影した。とくに、曙光が差し込む前の色合いと曙光の瞬間がすばらしい。

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34*昼間のバトゥーラⅠ峰7795m(中央)とⅡ峰7762m(右):パキスタン・プットマハル3400mにて*バトゥーラ峰の朝焼けを撮影すれば、あとはキャンプ地辺りの被写体を求めて、ブラブラして時を過ごす。時々、バトゥーラ峰の上空に目をやり、飛来する雲の形を眺めながら、これぞという雲が現れたらシャッターを押す。

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35*星明りのバトゥーラ連峰:パキスタン・プットマハル3400mにて*この辺は午後9時を過ぎても明るく、星撮影は午後10時過ぎからとなる。明るいうちにカメラのセットをしておく。とくに、広角レンズの水平や、星空と山並みとのバランスなどに気をつける。カメラのセットが終われば後は暗くなるのを待つだけなので、テントの中で休んだり、焚き火(陽が落ちると極端に寒くなる)を囲んで懇談したりして過ごす。星空撮影は40分・50分・60分と三回撮るので、撮影終了は午前様になってしまう。

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36*朝の無名峰:パキスタン・プットマハル3400mにて*バトゥーラ峰は各連峰もすばらしいが、私は、むしろ前山の《無名峰》に惹かれた。無名峰と言っても6000m級の雄峰で、山容が雄大で、飛来する雲とのバランスがすばらしい。

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37*夕暮れの無名峰:パキスタン・プットマハル3400mにて*バトゥーラ峰は落陽の角度から朝焼けはすばらしいが、夕焼けは期待できない。それに比べ、無名峰は夕焼け空をバックにいろんな表情を見せてくれた。

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38*私のスナップ:パキスタン・ユンズ3200mにて*今回の撮影行はバトゥーラ氷河に入山する前に、クンジュラブ峠(4700m)にて高度順応したためか、高山病からは解放され、天候にも恵まれて順調な撮影が出来た。とくに、朝焼けのバトゥーラ峰や星空のバトゥーラ峰等の撮影は圧巻であった。《星撮影》は専門家:藤田弘基先生の時間をかけた実地指導を受け、何枚かの作品を作ることが出来た。また、大きなカメラザックをイヤな顔をせずに背負ってくれたポーターたちに感謝したい。 《完》
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by chusan8611 | 2009-11-19 22:22 | ヒマラヤ・トレッキング
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NO58:ナンガパルバット・トレッキング紀行2001

私が《ナンガパルバット》というヒマラヤの巨人を知ったのは、深田久弥著「ヒマラヤの高峰・第三巻」を読んだときでした。深田久弥はナンガパルバットにつき「ナンガパルバットは高さ世界第九位であるが、古くから有名なことでは、エヴェレスト、カンチェンジュンガに比肩する。ヒマラヤ登山史上、最も劇的な波乱を生んだ山で、七回の企ての後ついに登頂されたが、その間に実に31人の人命を失った。一時は「魔の山」と呼ばれて、勇敢なシェルパさえその登山隊に加わることを躊躇したくらいであった。・・・」と述べています。

その後、登頂記や人類初の8000m峰完全単独行に成功したラインホルト・メスナーの「ナンガ・パルバート単独行」を読み、ますますこの巨峰を撮影したいと思い続けました。それから、《千葉工大ナンガ・パルバット登山隊》坂井広志隊長(私の知人であり、登頂記の著者)の登頂記を読み、ますますナンガパルバットへの撮影意欲が高まりました。

2001にヒマラヤ観光のツアーでその希望を叶えることが出来ました。高峰《ナンガパルバット》の作品はH/Pなどで紹介済みであり、本ブログでは、トレッキングの様子を中心に投稿しますのでご高覧下さい。
2009-11-20  加藤忠一記

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01*棚田風景1:パキスタン・ターコットにて*ナンガパルバットへのルートは、インダス川沿いをラワルビンディから《ラキオット》まで遡る。途中の平野は、稲作が行われており小さな棚田が見られた。

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02*棚田風景2:パキスタン・ターコットにて*ポプラの木々が見えなければ、日本の米どころの棚田にそっくりである。こんな棚田風景がしばらく続いていた。

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03*洗濯風景:パキスタン・ターコットにて*インダス川の小さな支流を俯瞰すると、川辺で洗濯する人々が見え、河原には色とりどりの洗濯ものが干されていた。

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04*飾り付け自転車:パキスタン・ターコットにて*パキスタンの飾り付けトラック・乗合バスには驚かされるが、少年の乗る自転車まで飾り付けられているのにはビックリである。

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05*インダス川を遡る:パキスタン・ペシャム郊外にて*ナンガパルバットへは、カラコルム・ハイウェイを途中二泊しながら《ラキオット橋》までインダス川を遡って行く。チベットの台地を水源地としてアラブ海に注ぐ大河《インダス川》に沿って造られた道をどこまでも遡って行く。

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06*インダス川の流れ:パキスタン・ペシャム郊外にて*ペシャムで一泊したが、ホテルの裏に出てみるとインダスの大きな流れが見えた、この付近は標高が低いためかブーゲンビリアの花が綺麗に咲いていた。

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07*オアシスの村:パキスタン・ミナピン村にて*インダス川沿いの台地は、ほとんどが砂漠地帯特有の荒れ地であり、人の生活は見られない。それでも深い谷の上に緑の大地が広がり、オアシスの村も散見される。ここ《ミナピン村》は、ディラン:ラカポシに行く時のベースの村である。

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08*峠を行くトラック野郎:パキスタン・ギルギット郊外にて*ナンガパルバットの展望できる峠へは急坂を登って行く。カラコルム・ハイウェイの《トラック野郎》も息絶え絶えである。

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09*ナンガパルバット展望台:パキスタン・ギルギット郊外にて*ナンガパルバット展望台に着くと大きな岩の看板が立っている。「Look Behind Nangaparbat:NANGAPARBAT HEIGHT
26660」と刻まれた文字が見える。

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10*ラキオット橋:パキスタン・ラキオットにて*ラワルビンディから二泊して漸くナンガパルバット基地の《ラキオット橋》に到着する。画面右インダス川に架かる橋がラキオット橋であり、橋左がジープ乗り場である。

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11*ジープ乗り場:パキスタン・ラキオットにて*ここジープ乗り場からジープに乗り換え、V字谷をタト村まで一時間をかけて行く。ジープは定員4人乗りに三人で乗車する。

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12*巨石群のV字谷を行く:パキスタン・ラキオットにて*ラキオット橋のジープ乗り場を出ると巨石群のガレ場のような細い道をジープは走る。高さ10m・重さ何トンもの巨石が横たわっている。こんな巨石が崩落してきたら、こんなジープなど木端微塵である。

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13*V字谷を行く1:パキスタン・タト村にて*ジープの左側は断崖絶壁である。泥道はジープの車幅一杯に造られ、ハンドルを切り損なえば、千尋の谷へ真っ逆さまに落ちて行く。

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14*V字谷を行く2:パキスタン・タト村にて*私は前席左に座ったので、右カーブごとに体半分が谷底に押し出され、思わず《南無阿弥陀仏!》である。

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15*運搬荷物の仕分け:パキスタン・タト村にて*タト村に到着すると早速にポーターの親方が運搬荷物の仕分けを行う。その場で運賃と荷物を手際よく渡して行くが、何人かは仕事にありつけなく不満顔であった。

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16*ポーターの長老と共に:パキスタン・タト村にて*ポーターの親分とのワンショットである。立派な髭をはやした貫禄のある親分である。

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17*ポーターの出発風景:パキスタン・タト村にて*カメラザックやテント機材など担当の荷物を背負って出発である。ポーターは必ず《ダンナ》であるわれわれの後ろを歩き、主人が声をかければすぐにそれに答えなければならない。ここタト村からはラキオット氷河から流れるラキオット川を下に見ながら登り坂が続く。メルフェン・ヴィーゼのテントキャンプ地までは徒歩3~4時間の行程である。

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18*キャンプ地(メルフェン・ヴィーゼ目指して:パキスタン・タト村にて*ここタト村からはラキオット氷河から流れるラキオット川を下に見ながら登り坂が続く。

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19*ラベンダーの原種:パキスタン・メルフェン・ヴィーゼ付近にて*この付近は砂地やガレ場が多く、乾燥地帯のため砂漠地帯で見られるような植物が多く、この植物も《ラベンダー》の仲間かもしれない。

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20*メルフェン・ヴィーゼ(お伽の牧場)のキャンプ地3200m:パキスタン・メルフェン・ヴィーゼにて*メルフェン・ヴィーゼのテント地3200mに到着すると奥にラキオット氷河は広がり、その上に大きな山容のナンガパルバットが聳え立っている。

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21*ラキオット氷河:パキスタン・メルフェン・ヴィーゼにて*ナンガパルバットから流れ出たラキオット氷河である(画面中央)。メルフェン・ヴィーゼのキャンプ地から見えるこの氷河は、周囲の斜面から崩れ落ちる岩砂に覆われ、まさに《ブラック・グレイシャー:Black Glacier》である。深いクレパスや高いセラック(氷塔)が多く、夜中にテントで寝ていると、大きな崩落音で何度も目覚めさせられた。

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22*メルフェン・ヴィーゼからのナンガパルバット全景:パキスタン・メルフェン・ヴィーゼにて*この山は《裸の山》といわれるように、ほかのヒマラヤの巨峰と違い、完全な独立峰(例えばエヴェレストは横にローツェ8511m、前にヌムツェ7855mを従えている)である。なお、画面下に見える氷河はナンガパルバット源流の《ラキオット氷河》である。

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23*ナンガパルバット8126m・Nanga Parbat:パキスタン・メルフェン・ヴィーゼにて*雲間にわずかに頂上を見せ始めたナンガパルバットの雄姿である。インダス河の谷の上に聳え立ったその山容の雄偉壮大なことは、ヒマラヤの一流中の一流の高峰である。

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24*雲行くナンガパルバット:パキスタン・メルフェン・ヴィーゼにて*ナンガパルバットは1953年にドイツ・オーストリア隊によって初登頂されたが、それまでに総勢31名がこの山で消えていった。とくに1934年は9名、1934年は16名が命を絶っている。そんな犠牲の果てに、1953年伝説的登山家《ヘルマン・ブール》が単独で初登頂をした。ヘルマンは、この写真のような稜線を下山の途中、日が暮れて寝袋もビバークザックや身を確保するザイルもなく、大きな凍傷を負いながらも無事下山を果たした。

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25*撮影を終えて(スナップ):パキスタン・メルフェン・ヴィーゼにて*それにしても、《ナンガ・パルバット》はなんと懐の深い大きな山容のある独立峰・裸の山であろうか。残念ながら《赫光》の山容は撮影できなかったが、頂上付近や山稜に雲の飛翔する様子は何回となく撮影できて大満足であった。
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by chusan8611 | 2009-11-19 21:12 | ヒマラヤ・トレッキング
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NO57:ディラン&ラカポシ・トレッキング紀行2001

若いころに、北杜夫(精神科医・医学博士・芥川賞受賞作家)の「白きたおやかな峰」という小説を読み、カラコルム山脈に聳え立つ《ディラン峰・7257m》のことを知り、いつか訪ねたいと思っていました。

「白きたおやかな峰」は北杜夫が1966年にカラコルム山脈のディラン峰に医師として登山隊に随行した体験に取材した小説(新潮社出版)です。この小説の《あとがき》(私は本を読む場合《あとがき》から読み出す癖があります)では、精神科医であった北杜夫に登山隊随行の要請があり、「登山隊医師といえば通常は内科医か外科医であり、精神科医など聞いたことがないので断ったが、医師であれば問題ないだろうということで同行した」と述べています。

同行に至る経緯が面白く思わず引きずり込まれて読みふけりましたが、ディランのベースキャンプをあずかりながら、登山隊とのやりとりやディランの稜線変化などその描写が素晴らしく、一気に読んでしまった思い出があります。

この小説を読んでから《カラコルム山脈》に興味を持ち始め、写真集や登頂記録を読み漁り、名峰《ラカポシ・7788m》や山麓の大河《インダス河》を知るようになりました。

ディラン・ラカポシへの撮影トレッキングは2001年7月にヒマラヤ観光から話が飛び込み出かけたものですが、天候にも恵まれ、期待以上の素晴らしい撮影行でした。パキスタンに入国するのも、この時が初めてでしたが、イスラム教の人たちとの出会いや交流も想いで深いものとなりました。ブログ写真を投稿しますのでご高覧下さい。

  2008-11-18  加藤忠一記

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01*パキスタン入国:パキスタン・イスラマバード国際空港にて*パキスタンのカラコルム山脈に入るには、成田空港からパキスタン航空便で首都:イスラマバードに入国する。パキスタン航空の機内では《コーラン》が放送され、スチワーデスに聞くと「無事に飛行できるように祈っているのです」とのこと。最初から「これはえらいところに行くな!」との思いであった。

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02*果物の露天商:パキスタン・マンチェラバザールにて*この青空市場には近郊からの買い物客で賑わっていた。この時期(7月中旬)は果物が豊富で、ウリや桃、スイカなどを食べてみたが、以外に甘く、値段の安さにもびっくりである。

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03*ナンを焼く:パキスタン・マンチェラバザールにて*ここの主食は小麦粉の焼きパン《ナン》である。昼間の気温も高く、保存食として食用されているが、食べてみると塩味がして美味しい。

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04*飾り物の売り子:マンチェラバザールにて*パキスタンは音も大きいが色も派手な国である。この売り子は派手な飾り物を大きな声を張り上げて売りまわっていた。

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05*小型タクシー:パキスタン・マンチェラバザールにて*自動車の派手な飾り物も驚きである。この小型貨物車を改造したような《小型タクシー》の運ちゃんも誇らしげである。

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06*超満員の乗合バス:パキスタン・マンチェラバザールにて*ガイドの話によれば乗客は飾り物の派手なバスに好んで殺到するという。日本でこんなバスが走ったらどんな反応があるだろうか。乗車拒否は間違いあるまい?

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07*派手なトラクター:パキスタン・マンチェラバザールにて*こんな派手なトラクターを見せつけられると、派手さは《人集め》という説には納得できない。派手な車への飾り付けは、《人集め》と納得していたが、トラクターを見るとあやしくなってきたが、ガイドに質問する機会がなかった。

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08*トラックの飾りは芸術品:パキスタン・マンチェラバザールにて*トラックの飾りの派手さは、まさに《芸術品》である。それにしても飾り付けに相当な費用が必要であろう。

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09*カラコルム・ハイウエィを行く:パキスタン・ギルギッド郊外にて*一台のトラック野郎が大きなエンジン音を響かせてナンガパルバットの見える峠を駆け上ってくる(写真上の雪山はナンガパルバット峰)。

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10*大河インダス川を遡る1:パキスタン・ペシャム郊外にて*大河インダス川はパキスタン最大の河で、アジア大陸では3番目に長い。その水源はチベットの台地から始まり、最後にパキスタンの港都市カラチの近くのアラブ海に注いでいる。 この大河は多くの重工業を支えて、パキスタンで飲料水の主な供給源となっており、重要なライフラインとなっている。

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11*大河インダス川を遡る2:パキスタン・ペシャム郊外にて:*インダス川沿いに敷かれたカラコルム・ハイウエィはパキスタンから国境のクンジュラブ峠を経て中国に至る幹線道路であるが、道路の両側は絶壁と目もくらむような崖下の連続である。おまけに未舗装道路が多く、雨が降ると崖崩れに襲われる。2~3年前のパキスタン大地震では、いたる所が大きく崩れ落ち通行不通が続いた(写真左下の大きな岩はいまにも崩れ落ちそうであった)。

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12*インダス川ジャンクション:パキスタン・ギルギット郊外にて*この台地はヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈の交叉地で、その標識銅版(写真左下)が置かれている。写真中央奥にカラコルム山脈が見えるが、左奥がヒンドゥークシュ山脈、右奥がヒマラヤ山脈である。なお、写真中央左の川がギルギッド川(その上流はフンザ川)、右の川がインダス川本流である。

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13*ポーターとの合流:パキスタン・ミナピン村にて*ギルギットにて一泊後、ギルギット川・フンザ川を遡り、《ミナピン村》に到着、ここでポーターたちと合流し、荷物の仕分け、担当ポーターの選定作業が行われる。

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14*ミナピン村のポーター:パキスタン・ミナピン村にて*このミナピン村で20人を超えるポーター(テント・食材・調理資材・カメラザックなど運ぶ)を雇うが、農繁期のため少年ポーターも雇い入れる(写真左の少年ポーターは調理用のニワトリを持っている。右端の老人ポーターは私のカメラポーター「フセイン」である)。

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15*ミナピン村全景:パキスタン・ミナピン村にて*荷物仕分け後、タカファリBC(ベースキャンプ)目指し出発する。途中、振り返るとミナピン村が見渡せた(写真左の川はミナピン川、右砂地にタカファリBCへのルートが見える)。

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16*ミナピン村の秋の収穫:パキスタン・ミナピン村にて*この時期は小麦の収穫期で忙しい。また、アンズの収穫を終え、それを石造りの小屋の上で乾燥させている。

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17*アンズ干しの大石:パキスタン・ミナピン村にて*アンズはミナピン村の特産物で村の大きな現金収入となっていて、村の各農家が栽培しており、この時期はアンズ干しに忙しい。平らな石はすべてアンズ干しに利用されている。

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18*ミナピン氷河下流の橋:パキスタン・ミナピン村にて*ミナピン村の村はずれに、ミナピン氷河から流れ出したミナピン川に小さな橋が架かっている。氷河から流れ出ているので白濁した急流である。

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19*ミナピン氷河下流の氷塊:パキスタン・ミナピン村にて*ミナピン氷河から流れ出した水がどんな味をしているか飲んでみると、ミネラルを含んでいるのであろうか、冷たくてまろやかな味がした。川辺をよく見ると、澱みの所に氷塊がキラキラと輝いているのを発見した。

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20*テント場の《エーデルワイス》の大群落:パキスタン・ハバクンド2800mにて*第一日目はハバクンドでテント泊となる。この草原は高山植物が満開で、どこを見てもビッシリと《花の絨毯》である。とくに、エーデルワイスが群生している。ポーターたちはそのエーデルワイスの上にテントを張っている。「エーデルワイスの上ではまずいのでは・・」と言えば、「ほかに空き地もないし・・、どうせ小動物に食べられるし、テントを張っても来年は花は咲きますよ!」と澄ましげに答えが返ってきた。

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21*テント場色とりどりのお花畑:パキスタン・ハバクンド2800mにて*テント場付近は、まさに、「《花の桃源郷》の感あり!」である。

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22*タカファリBCへの道1:パキスタン・ハバクンド3000mにて*ハバクンドからタカファリBCへは急な上り坂が続き、息切れがしてくる。キャンプの荷物を背負わせた《ロバ隊》が続く。

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23*タカファリBCへの道2:パキスタン・ハバクンド3000mにて:*ポーターたちは、我々のカメラザックを背負ってゆっくりと登ってくる。はるか下方にミナピン氷河が見えてくる。

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24*タカファリBCのテント場:パキスタン・タカファリBC3500mにて*タカファリBC3500mはミナピン氷河真下に見える草原に位置し、ディラン7257mやラカポシ7788mがすぐそばに屹立している。先発のポーターたちが個人テントや食堂テント、トイレテントなどを設営して我々を歓迎してくれた。ここに二泊して、朝晩のミナピン氷河や名峰ディラン、ラカポシ、さらに台地に咲く色とりどりの高山植物を撮影した。

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25*大彩雲の出現:パキスタン・タカファリBC3500mにて*食堂テントで昼食中に急に外が騒がしくなった。飛び出して切るとディラン方向の上空に彩雲が出ていた。折からの中天の空に、大きな彩雲が龍のごとく踊りだしていた。あわててカメラを取り出し、何枚もシャッターを押し続けた。

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26*ミナピン氷河:パキスタン・タカファリBC3500mにて*ラカポシ峰からはミナピン氷河が流れ出し、クレパス(割れ目)やセラック(氷柱)がいたるところに見え隠れしている。

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27*ミナピン氷河のセラック帯1(氷塔群):タカファリBC3500mにて*ベースキャンプ・キャンプ地の台地に立つと、真下にミナピン氷河のセラック帯(氷塔群)が圧倒的な迫力で迫ってくる。光線具合で青白く光ったものも見え隠れしている。

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28*ミナピン氷河のセラック帯2(氷塔群):パキスタン・タカファリBC3500mにて*セラック(氷塔)の高さは、高いもので20m~30mほどもあろうか。全体的に黒ずんで青みがかっている。テントで寝ていると、夜中に、このセラック(氷塔)が“ドーン,ドーン”と大きな音を立てて崩落し、びっくりして何度も目を覚まされた。

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29*夜明けのディラン7257m:パキスタン・タカファリBC3500mにて*ベースキャンプ・キャンプ地の左後方にはディラン7257mが聳え立ち、優美な山容が見える。とくに、朝日があたり始めると山稜がピンク色に染まり始める。

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30*明け行くディラン稜線:パキスタン・タカファリBC3500mにて*この朝のディランは頂上付近が厚い雲に覆われ、そのままついに頂上を見ることが出来なかった。

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31*烈風のディラン稜線:パキスタン・タカファリBC3500mにて*ディラン上空は偏西風(ジェット気流)が吹き荒れているのか、その稜線には、何筋もの筋雲が飛来していた。

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32*雲舞うラカポシ7788m:パキスタン・タカファリBC3500mにて*この朝の名峰ラカポシも、盛んに頂上上空付近は幾筋もの雲に覆われ、こちらは時々、頂上が見え隠れしていた。

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33*朝のラカポシ7788m:*しばらくすると、ラカポシ頂上付近の雲がディラン方向に流れ出し、頂上付近が晴れてきた。ラカポシは、カラコルムの名峰に相応しく、優美な曲線を描いていた。

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34*スナップ(ハバクンド2800mにて)*今回のディラン&ラカポシへの撮影ツアーは、タカファリ・ベースキャンプでヤクや羊の夜間訪問などハプニングや、大規模な彩雲出現など楽しい撮影行であった。とくに、氷河の表情をいろんな角度から撮影できた。氷河と言えば、通常、ヒマラヤ山脈では標高5000mを超えないと見られないが、ここカラコルム山脈では2500mくらいから見ることが出来る。機会があればもう一度訪ねたいが、最近のパキスタンは、大地震の復興状況や政情不安、テロ情勢などから、当分の間、入国出来そうもない。 《完》
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by chusan8611 | 2009-11-19 20:44 | ヒマラヤ・トレッキング
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CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO90:加藤忠一写真集第Ⅲ篇《シャングリラ紀行》

01*加藤忠一山岳写真集《シャングリラ紀行・Photographic Trip OF The Shangrila》表紙*
(表紙写真:神々への祈り:撮影地:中国四川省・飛来寺観景台3500m)
   ~:《まえがき》から~
「Shangri-La・シャングリラ」とは「人が辿りつけない桃源郷」を意味する言葉です。1933年イギリスの小説家「ジェームズ・ヒルトン」の書いた小説「失われた地平線」で描かれた架空の理想郷ですが、中国では現実の世界に「シャングリラ」の名を許された地がシャングリラ県です。梅里雪山群を中心にした地域を称しているようです。もっとも最近は、亜丁神山こそ本家であると名乗り出ていますが、いずれの地も氷河と万年雪をたたえた絶景の地です。この写真集は、それらシャングリラの山々からチョモランマ(英名エヴェレスト)を経て聖山カイラスに至る巡礼の作品集です。

(注)この写真集は2007年3月に発刊(出版社:アスカネット社)したもので、1996年以来始めた《ヒマラヤ巡礼》の集大成として出版したものです。写真集に掲載された写真すべてはブログの容量から掲載できませんので、ブログやホームページで投稿した写真を選外とし、出来るだけ未掲載の写真を選定して、写真集の中から50点を掲載しました。私の個人写真集としては、このほか《ヒマラヤの高峰:2006年9月》や《ヒマラヤのお花たち:2006年12月》も出版しています。このブログでその一部を公開していますので、機会を見てご高覧下さい。          
2009-11-15 加藤忠一記

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02*シャングリラ風景:撮影地:中国雲南省・飛来寺観景台3400m*

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03*笠雲燃える玉竜雪山5596m:撮影地:中国雲南省・麗江萬鼓楼2400m*

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04*文化遺産・麗江の街並み:撮影地:中国雲南省・麗江萬鼓楼2400m*

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05*赫光の玉竜雪山5896m:撮影地:中国雲南省・麗江萬鼓楼2400m*

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06*朝日に輝くチョルテン群(仏塔)群:撮影地:中国雲南省・徳欽観景台3600m*

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07*朝霧のチョルテン群(仏塔):撮影地:中国雲南省・飛来寺観景台3400*

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08*黎明の太子峰6740m:撮影地:中国雲南省・徳欽観景台3600m*

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09*赫光の神女峰6054m:撮影地:中国雲南省・徳欽観景台3600m*

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10*紅彩の将軍峰6365m:撮影地:中国雲南省・飛来寺観景台3400m*

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11*明け行く武丁峰5993m:撮影地:中国雲南省・飛来寺観景台3400m*

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12*シャングリラ風物詩6:命がけのロープ渡り:撮影地:中国雲南省・金沙江3000m*

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13*金沙江第一大湾曲:撮影地:中国雲南省・金沙江展望台3200m*

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14*羊軍団のお通り:撮影地:中国雲南省・金沙江郊外3000m*

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15*トレッカーが行く:撮影地:中国四川省・沖古寺3900m*

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16*曙光の央邁勇峰5898m:撮影地:中国四川省・洛絨牛場4100m*

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17*星明かりの夏諾多吉峰:撮影地:中国四川省・洛絨牛場4100m*

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18*夕日に燃えるミニャコンカ7556m:撮影地:中国四川省・剪子湾峠4700m*

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19*雲間の日照銀山6410m:撮影地:中国四川省・海螺溝1号氷河3400m*

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20*陽草のチベット村:撮影地:中国四川省・稲城郊外紅草地3700m*

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21*シャングリラの子供たち1:遊牧民の親子:撮影地:中国チベット自治区*

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22*シャングリラの子供たち2:紅草地を行く子供たち:撮影地:中国チベット自治区*

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23*シャングリラの子供たち3*放牧地で出会った少女:撮影地:中国チベット自治区*

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24*朝の四姑娘山全景:撮影地:中国四川省・猫鼻梁観景台3200m*

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25*夕光の落葉松と白馬:撮影地:中国四川省・海子溝3600m*

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26*猟人峰・ハンターピーク5360m:撮影地:中国四川省・双橋溝3600m*

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27*朝のチベット村にて:撮影地:中国四川省・稲城郊外3700m*

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28*タルチョー祈りの丘:撮影地:中国四川省・塔公草原3600m*

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29*騎馬巡礼:撮影地:中国四川省・塔公草原3600m*

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30*ポタラ宮の巡礼者:撮影地:中国チベット自治区・ラサ3700m*

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31*巡礼者が行く:撮影地:中国チベット自治区・ツァンダ4500m*

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32*ポタラ宮の巡礼者:撮影地:中国チベット自治区・ラサ3700m*

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33*ポタラ宮前の五体投地礼:撮影地:中国チベット自治区・ラサ3700m*

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34*聖湖ナムツォ湖:撮影地:中国チベット自治区・ナムツォ湖4700m*

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35*チベット族騎馬隊:撮影地:中国チベット自治区・ナムツォ湖4700m*

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36*聖湖ヤムドク湖にて:撮影地:中国チベット自治区・ヤムドク湖4400m*

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37*月光のヒマラヤ山脈:撮影地:中国チベット自治区・パンラ峠5200m*

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38*チョルテン(仏塔)とチョモランマ8848m:撮影地:中国チベット自治区・ロンブク5000m*

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39*チョモランマ・ベースキャンプ:撮影地:中国チベット自治区・ロンブク5200m*

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40*夕焼けのマナサロワール湖(後方の山:カイラス):撮影地:中国チベット自治区・マナサロワール湖4600m*

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41*マナサロワール湖とナムナニ峰7694m:撮影地:中国チベット自治区・マナサロワール湖4600m*

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42*夕照のカイラス山6656m(カン・リンポチェ):撮影地:中国チベット自治区・タルチェン4700m*

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43*土林とヒマラヤ山脈:撮影地:中国チベット自治区・ツァンダ4600m*

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44*砂漠の中の一本の木:撮影地:中国チベット自治区・グゲ遺跡3800m*

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45*赤光の聖地土林:撮影地:中国チベット自治区・ツァンダ4500m*

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46*グゲ王朝遺跡:撮影地:中国チベット自治区・グゲ遺跡3800m*

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47*ブルーシープ(岩羊)とチョモランマ8848m:撮影地:中国チベット自治区・ロンブク5000m*

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48*チベットの小動物1:羊の乳搾り:撮影地:中国チベット自治区・チベット族牧場にて*

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49*チベットの小動物2:気取った赤ちゃん羊:撮影地:中国チベット自治区・チベット族牧場にて*

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50*:《あとがきにかえて》から*
若いときからカメラ片手に日本アルプスなどを歩き廻り、還暦を機にはじめた「ヒマラヤ巡礼」も12年・通算15回となりました。ここ数年は中国横断山脈に興味をもちはじめ、2003年から何度となく撮影旅行をしています。とくに、梅里雪山・亜丁三山には2004年から2006年にかけ連続的に出かけ、待望の「燃える神女峰」を撮影することが出来ました。

また、若いときからの夢であったチョモランマBC撮影の途中に、チベット・パンラ峠(5200m)の「ヒマラヤ山脈大展望台」にも四回も立つことが出来ました。さらに、ヒマラヤ巡礼をはじめた時に巡礼の最終地として考えていたチベット仏教最高の聖地「カイラス」にも、2006年5月に足を踏み入れることが出来ました。

しかし、これらの地にも五年間経過の中で、思ったより開発の波が早くも押し寄せようとしています。例えば、2006年5月に訪れた時に建設中であった「青海チベット鉄道」も2006年7月に開通し、その模様は過日NHKテレビで報道され、世界各地から観光客が押し寄せているそうです。

チベットの大自然を楽しんでもらうことはすばらしいことですが、大自然の風景が失われることがあってはなりません。
《シャングリラ・桃源郷》は、人類最後の秘境であり人類共有の遺産です。いつまでも大切に残して行きたいものです。これまでシャングリラ紀行からは数多くの出合いとたくさんのエネルギーをもらいました。これからも体力の続く限り巡礼を楽しみたいと願っています。
2007年3月
日本山岳写真協会会員
友山クラブ会員 加藤 忠一(1935年生・横浜市在住)
*E―Mail kato-chusan8848@d8.dion.ne.jp
*Home-Page 加藤忠一ヒマラヤ巡礼写真館》
         http://www.h4.dion.ne.jp/~kato-chu/
*Blog《chusanのハマ写真館》 http://chusan8611.exblog.jp/
(スナップ写真:生まれたばかりの羊の赤ちゃんを抱いて:中国チベットのチベット族牧場にて)
《完》
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by chusan8611 | 2009-11-16 16:57 | 個展・写真集
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CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO90:加藤忠一写真集第Ⅱ篇《ヒマラヤのお花たち》

01*~:加藤忠一山岳写真集《ヒマラヤのお花たち》まえがき:から~
ヒマラヤのトレッキングの楽しみには、いろんな楽しみ方があります。歩きながら周囲に屹立するヒマラヤの高峰を眺めるのは勿論ですが、そのほか、山岳民族や子供たちとの出会いや交流、小動物との出会い、さらに道端や草原、ガレ場、岩場などに咲き乱れて咲く色とりどりの高山植物などがあります。とくに、ヒマラヤの高山植物は形や色合いがすばらしく、園芸植物にはない独特の美しさがあります。

これらの高山植物はトレッキングしながら小型カメラで撮影します。また、《ヒマラヤの青いケシ》の花のように、夏場のモンスーンにしか咲かない幻の花を求めて「花ツアー」を組むこともあります。ネパール・ヒマラヤのランタン谷やゴーキョピーク、中国・四川省・巴朗山峠などへは雨期のシ-ズーンに撮影に出かけました。

これらヒマラヤのお花たちとの出会いは、3000mから5000mの高地であり、4000mを超える撮影地では酸素不足で倒れそうになりながらの撮影になります。また、ヒマラヤのお花たちは、高地と極寒に耐えるため背丈が10~15cmと低い植物が多く、これらのお花たちを撮るためには寝ころんでの撮影になります。酸素不足の状況下で体力を使うのも大変な苦しさです。そんな苦行の連続でした。それだけに、すばらしい構図の写真が撮れた時は大きな喜びです(何枚も撮れませんでしたが・・)。
そのような思いで撮影してきた《ヒマラヤのお花たち》をご覧下さい。

(注)この写真集は2006年9月に発刊(出版社:アスカネット社)したもので、1996年以来始めた《ヒマラヤ巡礼》の集大成として出版したものです。写真集に掲載された写真すべてはブログの容量から掲載できませんので、ブログやホームページで投稿した写真を選外し、出来るだけ未掲載の写真を選定して、写真50点を編集搭載しました。
私の個人写真集としては、このほか《シャングリラ紀行:2007年3月》や《ヒマラヤの高峰:2006年9月》も出版しています。このブログでその一部を公開していますので、機会を見てご高覧下さい。           
2009-11-15 加藤忠一記
*写真集表紙:ヒマラヤのお花たち・Flowers in the Himalaya:色とりどりのケシの花咲く巴朗山峠にて:撮影地:中国四川省・巴朗山峠4200m*

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02*ランタン谷お花畑への道:撮影地:ネパール・キャンジンゴンバ4000m*

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03*ランタン・コーラ(谷)の水辺に群生する《サクラソウ》(サクラソウ科):撮影地:ネパール・シンダム3800m

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04*U:字谷に咲く《ノトリリオン・マクロフィルム》(ユリ科):撮影地:ネパール・シンダム3800m*

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05*道端に咲く:《ノトリリオン・マクロフィルム》(ユリ科):撮影地:ネパール・シンダム3800m*

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06*U:字谷に咲く《アネモネ・リプラリス》(キンポウゲ科):撮影地:ネパール・シンダム3800m*

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07*《ピストルタ・マクロフィラ(タデ科):撮影地:ネパール・ムンドウ3700m*

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08*黄色いケシ《メコノプシス・ハニクラタ(ケシ科):撮影地:ネパール・シンダム3900m*

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09*雨上がりに咲く《リリゥム・ネパレンセ》(ユリ科):撮影地:ネパール・ゴラ・タベラ3300m*

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10*エーデルワイスの仲間《レオントポディウム・ヤコティアヌム》(キク科):撮影地:ネパール・キャンジンゴンバ4000m*

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11*鈴蘭に似た花《テロボコン・パリドゥス》(ユリ科):撮影地:ネパール・ゴラ・タベラ3300m*

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12*《モリナ・ロンギフォリア》(マツムシソウ科):撮影地:ネパール・ゴラ・タベラ3300m*

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13*《ユウホルビア・ロンギフォリア》(トウダイグサ科):撮影地:ネパール・ゴラ・タベラ3300m*

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14*天空に向かって咲く一輪のユリ《リリウム・ネパレンセ》(ユリ科):撮影地:ネパール・モンジョ2800m*

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15*アツモリソウの仲間《キプリペデゥム・ヒマライクム》(ラン科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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16*《エリゲロン・ムルティラデイアトウス》(キク科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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17*カラマツソウの仲間《タクトリム・レニフォルメ》(キンポウゲ科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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18*《プリムラ・ウォラストニイ》(サクラソウ科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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19*《モリナ・ネパレンシス》(マツムシソウ科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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20*《サルブィア・ヒアンス》(シソ科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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21*エーデルワイスの仲間《レオントポディウム・ヤコティアヌム》(キク科):撮影地:ネパール・シャンボチェ3800m*

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22*:《ノトリリオン・マクロフィルム》(ユリ科):撮影地:ネパール・クムジュン峠3800m*

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23*氷河湖の水辺に群生するサクラソウ:撮影地:ネパール・ゴーキョ4700m*

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24*ルザの牧草地に咲くサクラソウ:撮影地:ネパール・ルザ4400m*

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25*《ゲラニューム・ドニアヌム》(フウロソウ科):撮影地:ネパール・マッチェルモ4500m*

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26*《エリゲロン・ムルティラデイアトウス》(キク科):撮影地:ネパール・マッチェルモ4500m*

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27*《ペディグリラス・シフォナンタ》(ゴマノハグサ科):撮影地:ネパール・マッチェルモ4500m*

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28*サクラソウの群生地:撮影地:ネパール・ゴーキョピーク斜面5000m*

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29*一列に咲くサクラソウ《プリムラ・シッキメンシス》(サクラソウ属):撮影地:ネパール・ゴーキョ4900m*

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30*《クレマントディム・ネパレンセ》(キク科):撮影地:ネパール・マッチェルモ4500m*

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31*《ロディオラ・クレヌラタ》(ベンケイソウ科)::撮影地:ネパール・ゴーキョピーク5200m*

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32*岩場に咲く《サキシフラカ・ムクロヌラタ》(ユキノシタ科):撮影地:ネパール・ゴーキョ4700m*

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33*《スウエルティア・ムルティカウリス》(リンドウ科):撮影地:ネパール・ゴーキョ4800m*

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34*セーターを着たキクの仲間《タナセトウム・ゴシビナム》(キク科):撮影地:ネパール・ゴーキョピーク5200m*

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35*:ビストルタの群生するゴーキョピーク斜面:撮影地:ネパール・ゴーキョピーク5100m*

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36*憧れの花・エーデルワイス《レオントポディウム・ヒマラヤヌム》(ウスユキソウ属):撮影地:ネパール・ゴーキョピーク5200m*

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37*幻の花・青いケシ《メコノプシス・ホリデュラ》(ケシ科):撮影地:ネパール・ゴーキョ4700m*

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38*岩場に咲く青いケシ:《メコノプシス・ホリデュラ》(ケシ科):撮影地:ネパール・ゴーキョ4700m*

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39*シャングリラ4000mに咲く花:撮影地:中国四川省・双橋溝3700m**

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40*霧のお花畑:撮影地:中国四川省・巴朗山峠3900m*

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41*一輪咲く《コンロンソウ》:撮影地:中国四川省・巴朗山峠3900m*

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42*残月の斜面に咲く青いケシ:撮影地:中国四川省・巴朗山峠4200m*

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43*水滴をつけた青いケシ《メコノプシス・ホリデュラ》(ケシ科):撮影地:中国四川省・巴朗山峠4200m*

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44*赤いケシ:《メコノプシス・プニケニア》(ケシ科):撮影地:中国四川省・巴朗山峠4200m*

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45*紫色のケシ《メコノプシス・ヘンリキ》(ケシ科):撮影地:中国四川省・巴朗山峠4200m*

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46*黄色いケシ:《メコノプシス・インテグリフォリア》(ケシ科):撮影地:中国四川省・巴朗山峠4200m*

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47*三輪のサクラソウ《プリムラ・シッキメンシス》(サクラソウ属):撮影地:中国四川省・夾金山国家森林公園3900m*

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48*:ピンク色のサクラソウとお花畑《プリムラ・ポイソニ》(サクラソウ科)*:撮影地:中国四川省・夾金山国家森林公園3900m*

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49*放牧馬と双橋溝のお花畑:撮影地:中国四川省・双橋溝3700m*

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50*:《あとがき》から:
「若い時から山岳写真を楽しんできたが、還暦を機に《ヒマラヤ巡礼》を続けている。ネパール・ヒマラヤ、パキスタン・カラコルム、中国チベット、ヨーロッパ・アルプスなどの撮影に取り組み、最近は《中国横断山脈》へ足を運んでいる。これからも「人生は感動の旅路」を続けて行きたい。」
 横浜市在住:日本山岳写真協会会員・友山クラブ会員 加藤忠一*
(スナップ写真は中国四川省・夾金山国家森林公園3900mのお花畑にて撮影)  《完》
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by chusan8611 | 2009-11-16 15:46 | 個展・写真集
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CHUSANの写真ブログ《 感動発信! 感動共有! 》
NO90:加藤忠一写真集第一篇《ヒマラヤの高峰》

01*加藤忠一山岳写真集《ヒマラヤの高峰・High Peak of The Himalaya》表紙*
~:加藤忠一山岳写真集《ヒマラヤの高峰》まえがき:から~
ヒマラヤは、《世界の屋根》といわれ、《第三の極地》ともいわれています。ブータン、ネパール、インド、パキスタン、中国の国々にまたがり、東西約2,400キロ、南北は200~300キロに及びます。《ヒマラヤ・Himalaya》という名は、サンスクリット語で《雪の住家》の意をもつ呼称です。インド平原から北望した大空に、延々と聳え立つ白い山脈を見て、古代インドの人々は《雪の住家》を連想したのでしょうか。

このヒマラヤには、8,000メートルを超す巨峰と呼ばれる山(ヒマラヤン・ジャイアンツ Himalayan Giants)が14座あり、7,000メートルや6,000メートル級の山となれば数百座にのぼり、それらが連なり立つ様は、まさに《世界の屋根》であり、氷雪の頂きはその高度ゆえに《第三の極地》の名にふさわしいものです。

私がはじめてヒマラヤの高峰を見たのは、1997年7月にランタン山群に入ったときで、カトマンズ空港(ネパール)付近の上空からでした。雲海の彼方に何処までも高く聳え立つ高峰は、まさに《世界の屋根》そのものでした。

(注)この写真集は2006年9月に発刊(出版社:アスカネット社)したもので、1996年以来始めた《ヒマラヤ巡礼》の集大成として出版したものです。写真集に掲載された写真のすべてを、ブログ容量から掲載できませんので、ブログやホームページで投稿した写真を選外とし、出来るだけ未掲載の写真を選定し、写真50点を編集搭載しました。
私の個人写真集としては、このほか《シャングリラ紀行:2007年3月》や《ヒマラヤのお花たち:2006年12月》も出版しています。このブログでその一部を公開していますので、機会を見てご高覧下さい。           
2009-11-15 加藤忠一記
(表紙写真:明け行くエヴェレスト山群:撮影地・ネパール・バティバラ2900m)

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02*朝焼けのカンチェンジュンガ:Kangchenjunga 8586m・カンチェンジュンガ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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03*笠雲架かるカンチェンジュンガ(右)とジャヌー(左)・Kangchenjunga 8586m ジャヌーJannu 7710m・カンチェンジュンガ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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04*夕照のカンチェンジュンガ(右)とジャヌー(左):Kangchenjunga 8586m・ジャヌーJannu 7710m・カンチェンジュンガ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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05*樹間のマカルー(右)とエヴェレスト山群(左):マカルー Makalu 8463m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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06*曙光のマカルー:Makalu 8463m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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07*朝陽のマカルー:Makalu 8463m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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08*赫光のチャムラン:Chamlang 7319m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・バティバラ2900m*

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09*朝光のエヴェレスト(左)とローツェ(右):Mt Everest 8848m Lhotse 8516m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・ナムチェバザール3400m*

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10*雲間のエヴェレスト(左)とローツェ(右):Mt Everest 8848m Lhotse 8516m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・ナムチェバザール3400m*

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11*ローツェ:Lhotse 8516m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・シャンボチェ3700m*

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12*タウツェ:Tawetse 6501m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・シャンボチェ3700m*

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13*アマダブラム:Ama Dablam 6812m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・シャンボチェ3700m*

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14*タムセルク:Tamserku 6623m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・シャンボチェ3700m*

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15*カンテガ:Kangtega 6779m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・モンラ峠4200m*

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16*クスムカングル:Kusum Kangguru 6367m*・クーンブ山群:撮影地:ネパール・シャンボチェ3700m*

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17*コンデリ:Kongderi 6187m・クーンブ山群:撮影地:ネパール・シャンボチェ3700m*

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18*無名峰とランタン・リルン(写真右):Langtang Lirung 7245m・ジュガール&ランタン山群:撮影地:ネパール・キャンジンゴンバ 3800m*

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19*キムシュン:Kimshun 6760m・ジュガール&ランタン山群:撮影地:ネパール・キャンジンゴンバ 3800m*

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20*ナヤ・コンガ:Naya Konga 5846m・ジュガール&ランタン山群:撮影地:ネパール・キャンジンゴンバ 3800m*

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21*昼間のマナスル(左)とピーク29(右):Manaslu  8163  Peak29 7871m:撮影地:ネパール・バーラポカリ 3200m*

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22*マナスル:Manaslu  8163・マナスル山群:撮影地:ネパール・バーラポカリ 3200m*

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23*早朝のピーク29:Peak29 7871m・マナスル山群:撮影地:ネパール・バーラポカリ 3200m*

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24*朝光のヒマルチュリ:Himal Chuli 7893m・マナスル山群:撮影地:ネパール・バーラポカリ 3200m*

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25*プンギ:Phungi 6533m・マナスル山群:撮影地:ネパール・バーラポカリ 3200m*

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26*笠雲のアンナプルナ南峰(左)とヒウンチュリ(右):Annapurna South 7219m  Hiunchuli 6441m・アンナプルナ山群:撮影地:ネパール・オーストリアン・キャンプ地 2200m*

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27*アンナプルナⅠ峰:Annapurna Ⅰ 8091m ・アンナプルナ山群:撮影地:ネパール・プーンヒル 3200m*

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28*アンナプルナⅣ峰(左)とⅡ峰(右):Annapurna Ⅳ 7525m  Annapurna Ⅱ 7937m・アンナプルナ山群:撮影地:ネパール・オーストリアン・キャンプ地 2200m*

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29*マチャプチャレ:Machhapuchhare  6993m・アンナプルナ山群:撮影地:ネパール・プーンヒル 3200m*

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30*夕暮れのラムジュン・ヒマール:Lamjung Himal 6983m・アンナプルナ山群:撮影地:ネパール・バーラポカリ 3200m*

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31*ニルギリ(空撮):Nilgiri 7061m・アンナプルナ山群:空撮*

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32*曙光のダウラギリⅠ峰:Dhaulagiri Ⅰ 8167m・ダウラギリ山群:撮影地:ネパール・ラルジュン 2600m*

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33*昼光のダウラギリⅠ峰:Dhaulagiri Ⅰ 8167m・ダウラギリ山群:撮影地:ネパール:プーンヒル 3200m*

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34*黎明のトゥクチェ・ピーク:Tukuche Peak  6920m・ダウラギリ山群:撮影地:ネパール・ラルジュン 2600m*

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35*ナンガパルバットⅠ峰:Nanga Parbat Ⅰ 8126m・ナンガパルバット山群:撮影地:パキスタン・メルヘンヴィーゼ 3200m*

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36*朝光のディラン:Diran 7257m・ラカポシ山群:撮影地:パキスタン・タカファリBC 3200m*

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37*朝のラカポシ:Rakaposi  7788m・ラカポシ山群:撮影地:パキスタン・タカファリBC 3200m*

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38*奇峯のトポップダン:Topopdan 6106m・バトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・パスー 2900m*

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39*朝焼けのバトゥーラ山群(右 バトゥーラⅠ峰):Batura Ⅰ 7795m・バトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・プットマハル 3400m*

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40*怪雲乱舞のバトゥーラⅠ峰:Batura Ⅰ 7795m・バトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・プットマハル 3400m*

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41*星明りのバトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・プットマハル 3400m*

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42*パスーⅠ峰:Pasu  7478m・バトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・プットマハル 3400m*

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43*夕暮れのヒスパー峰:Sispare 7611m・バトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・パスー氷河入口 2900m*

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44*ウルタール峰:Ultar 7388m・バトゥーラ山群:撮影地:パキスタン・フンザ3000m*

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45*パンラ峠からのチョモランマ:Chomolangma 8848m(英名エヴェレスト)・クーンブ山群:撮影地:中国チベット・パンラ峠4200m*

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46*チョモランマBC風景・クーンブ山群:撮影地:中国チベット・ロンブク 5200m*

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47*チョモランマ北東稜と北壁・クーンブ山群:撮影地:中国チベット・ロンブク 5200*

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48*夜明けのシシャパンマ峰:Shisha Pangma 8027m・チベットヒマラヤ:撮影地:中国チベット・ヤルレンシュン峠5100m*

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49*昼光のシシャパンマ峰:Shisha Pangma 8027m・チベットヒマラヤ:撮影地:中国チベット・ヤルレンシュン峠5100m*

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50*あとがきスナップ*マナスル撮影を終えて:ネパール・バーラポカリ尾根にて*  《完》
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by chusan8611 | 2009-11-16 14:44 | 個展・写真集
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NO53:ゴーキョ・ピーク:トレッキング紀行2003

山好きな人たちならば、「生涯一度はエヴェレスト(英語名=中国語:チョモランマ・ネパール語:サガルマータ) Mt Everest 8848mを見てみたい」との願望があります。

そのエヴェレストの雄姿を真近に眺望できる展望台として、ネパール側では、エヴェレスト街道にある《カラパタール・5545m》や、《ゴーキョ・ピーク:5483m》の二か所があります。中国・チベット側では、ロンブク氷河上のチョモランマBC5200mになります。いずれも、5000mを超える高度がありますので、高山病に悩まされながらの登頂になります。

私がゴーキョ・ピークに行ったのは2003年8月でした。ゴーキョに近いゴジュンバ氷河の辺(標高5000m)に咲く《青いケシ:ブルー・ポピー》を撮影しながら、ゴーキョ・ピークに登ろうという計画でした。《青いケシ》は7月中旬から8月上旬にかけてしか咲かない幻の花です。

この時期のヒマラヤはモンスーン(雨期)で、雨を覚悟で出かけましたが期待通り?、往きのルクラ行飛行機が霧で飛行中止(5日間)となり、帰りにチャーターしたシャンボチェ~カトマンズのヘリコプターも濃霧のため一週間も飛び立てず、行き帰りで約二週間も足止めをさせられ、一か月もかかる撮影行となりました。

しかし、カトマンズ(出発地)では、一般観光では行けない場所の撮影もできたし、シャンボチェ 3800m(エヴェレスト街道&ゴーキョ・ピーク登山基地)では、霧のお花畑の撮影に一週間も費やす贅沢な経験をしました。このグログは、そんな想い出のある撮影紀行です。

2009-9-15  加藤忠一記

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01*カトマンズ空港到着:カトマンズ国際空港にて*エヴェレストなど《ネパール・ヒマラヤ》の山域に入山するには、ここ、カトマンズ国際空港が玄関口になる。日本から来る場合、関西空港から「ロイヤル・ネパール航空便」でタイ・バンコック国際空港経由となる。カトマンズ近くになると右窓にヒマラヤ東端の《カンチェンジュンガ山群》や《マナスル山群》、さらに《エヴェレスト山群》などなつかしい山群が次々と目に入ってくる。カトマンズ空港に到着すると、ここ特有の何とも言えない《臭い》が漂う。その《臭い》を嗅ぐと「また、ヒマラヤに来たな!」と不思議に落ち着くことがある。

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02*ホテル・ヒマラヤでの休息:ネパール・カトマンズ市内にて*通常のスケジュールでは、定宿の《ホテル・ヒマラヤ》に一泊の後、撮影地に出発となる。しかし、この時(7月中旬)はモンスーン(雨期)のため、天候が悪く(濃霧)、ルクラ行きの飛行機が欠航続きで、一週間も足止めをくらってしまった。

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03*カトマンズ市内散策:ネパール・ボウダナード寺院にて*一週間もの間、ホテルと空港を往復するが、欠航が決まると仕方なく《市内ブラブラ散策》となる。おかげで、カトマンズ市内の観光地は何回も見ることになるが、珍しい被写体を発見することもある。この写真の寺院は、直径27mの世界最大級のストゥーバ(仏塔)を擁したチベット仏教(ラマ教)の寺院である。シェルパ族などの仏教徒にとってカトマンズ第一級の聖地であり、礼拝者が絶えることはない。

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04*パシュパティナード寺院の葬式場:ネパール・パシュパティナード寺院にて*パシュパティナード寺院はネパール最大のヒンズー教寺院で寺院裏手のハグマティ川には《ガード》といわれる火葬場がある(写真参照)。ハグマティ川は、インド・ガンジス河に注ぐ《聖なる川》である。この川沿いに設置された火葬場で死者の遺体は火葬されるが、川向うに造られた《観覧席?》で火葬の様子を見ることが出来る。私も何回となくその様子を観覧したが、何とも言えない《臭い》と《雰囲気》で、人の死を身近に実感してしまう。火葬後の《灰》などは、そのまま川に流されるが、そのすぐ近くでは、人々が《沐浴》しており、《死生観》の違いなどを見せつけられる。

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05*ルクラ飛行場到着:ネパール・ルクラ2800mにて*ゴーキョ・ピーク入山は、カトマンズから飛行機利用(50分)が一般ルートである。到着空港の《ルクラ飛行場》はヒマラヤの登山基地である。エヴェレストなどへの登山隊は《ルクラ》からそれぞれの《ベースキャンプ》へスタートする。

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06*ポーターへの荷物仕分け:ネパール・ルクラ2800mにて*ルクラでは先発したシェルパやポーターたちが出迎え、すぐに運搬荷物の仕分けがはじまる。カメラ機材なども、それぞれの担当ポーターによって仕分けされる。今回の撮影行は、テント泊とロッジ泊であるが、ロッジ泊も食事は作るので、宿泊資材や食糧などでポーターを7名雇う(その他、シェルパ・コック・キッチンボーイやカメラポーターなどで総勢15名を雇う。我々一行5名を入れると《キャラバン隊》は総勢20名である)。

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07*ナムチェバザール目指して出発:ネパール・ルクラ2800mにて*荷物の仕分けが終わり、一休みの後出発となるが、われわれは、水筒や着替えなど詰めたリック一つとトレッキング・ポールだけの軽装での出発である。

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08*吊り橋を行く:ネパール・ハンガル村3100mにて*ルクラからナムチェバザールへは、ドゥート・コシ川沿いを遡るが、この川に架かった《吊り橋》を何度も渡る。かなりの急流を下に見ながらの橋渡りは、《高所恐怖症》の私にとって辛いものである。

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09*大雨の道を行く:ネパール・ハンガル村3100mにて*エヴェレスト街道に入っても生憎の悪天候による大雨のため道も川になり歩くのも辛い。しかも、樹林帯通過のときは、《ズガ》という《山ビル》が容赦なく襲ってくる。

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10*ナムチェバザールを目指して:ネパール・パクディン3100mにて*ルクラからパグディンに一泊し、《シェルパの里》として有名なナムチェバザールを目指す。ナムチェバザールへはドゥート・コシ川沿いに坂道が続く。この川の流域に広がる谷間の部落などを見物し、部落の人たちと交流しながらのんびりと歩く。

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11*パクディンのロッジ・タシタキTasitaki:ネパール・パクディン3100mにて*ルクラ出発後5~6時間で宿泊地《パクディン》に到着する。ロッジは素泊まりで、食事は同行のコックが作ってくれる。キッチンボーイも食事のサービスをしてくれるので《殿様気分》である。ロッジは板製のベッドであるが居心地は悪くない。

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12*ナムチェバザールへの急坂を行く:ネパール・ナムチェバザール下3300mにて*ナムチェバザールへは全体に緩やかな上り坂であるが、ナムチェバザール直下は急な坂続きで相当にへばる。

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13*ナムチェバザール入り口:ネパール・ナムチェバザール3500mにて*ナムチェバザールはシェルパ族の里で入り口に大きな《チョルテン(仏塔)》がある。ナムチェバザールはエヴェレスト街道一の宿泊地で大きなバザールが開かれ、街道中から人たちが集まってくる。

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14*ナムチェバザールのロッジ街:*パール・ナムチェバザール3500mにて*シェルパはエヴェレストをはじめ世界各国の登山隊のガイドや荷物運搬をやり、その報酬で自分の「ロッジ」を建てるのが夢である。人気のシェルパには高額報酬が支払われ、それを元手にロッジ経営をするシェルパも多いという。

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15*夏祭り・ラプソ会場:ネパール・ナムチェバザール3500mにて*我々が訪問した7月中旬は、ナムチェバザールの夏祭り《ラプソ祭り》が開かれていた。ラプソは五穀豊穣と家内安全を祈るシェルパ族最大の祭りで、村中の人たちが参加して祝うという。

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16*ラプソ会場のシェルパニたちと共に:ネパール・ナムチェバザール3500mにて*今回の撮影ツァーには、特別ガイドとして知人の《ヒマラヤ観光》宮原社長が同行してくれた。宮原さんは、ホテルヒマラヤ(カトマンズ)やホテル・エヴェレスト・ビュー(シャンボチェ)の経営者として有名でご自身もエヴェレスト頂上直下まで登った経験がある登山家である。ここ、ナムチェバザールでもシェルパ族の長老にも友人が多く、何回もエヴェレストへ登頂したシェルパなども紹介してくれた。写真はシェルパ族の奥さんたち(シェルパニという)に祭り料理をご馳走になり記念撮影した時のスナップである。

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17*クムジュン村全景:ネパール・クムジュン峠3800mにて*ナムチェバザールで一泊してからゴーキョ・ピークへ出発する。途中、クムジュン峠でクムジュン村を一望する。クムジュン村はエヴェレスト初登頂者のニュージーランド人《エドモンド・ヒラリー卿》が寄贈した小学校やエヴェレスト診療所などがあるシェルパ族の部落である。

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18*クムジュン村の子供たち:ネパール・クムジュン3800mにて*ヒマラヤ・トレッキングでの出会いでの楽しみの一つは、子供たちとの交流である。我々を見つけて真っ先に駆けつけるのは子供たちである。純真無垢な笑顔を見れば、トレッキングの疲れも吹き飛んでしまう。

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19*イエティー(雪男)の頭部:ネパール・クムジュン3800mにて*クムジュン村最大の見世物は、イエティー(雪男)の頭部である。クムジュン寺院にガラスケースに鍵付きで厳重に?保管されている。真偽のほどは分からないが、《本物》と信じたい。《夢・ロマン》は壊したくない。

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20*モンラ峠のロッジ村:ネパール・モンラ峠4100mにて*モンラ峠はホテル・エヴェレスト・ビューから一日行程である。ここには数件のロッジがあり、われわれは写真下のロッジに素泊まり一泊をした。この峠はタムセルク(6627m)やアマダブラム(6812m)の展望台である。早朝にこれらの高峰が明け行くさまは絶景であり、いくつかの作品を撮影することが出来た(作品はブログNO 22:個展ヒマラヤ巡礼第一部:作品07「ヒマラヤへの祈り」、作品08「タムセルク6623m」、作品09「カンテガ6779m」参照)。

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21*マッチェルモ峠を行くポーターたち:ネパール・マッチェルモ4400mにて*モンラ峠からはドーレで一泊してからマッチェルモ(4400m)にて一泊する。この辺りは標高も高く、酸素不足で息切れがきつくなる。ポーターたちは大きな資材を背負いながら、この峠を通過して行く。

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22*シェルパ頭のラクパ・ツェリン:ネパール・ゴーキョ4900mにて*ゴーキョ近くなると歩行が辛くなり、サーダー(シェルパ)の《ラクパ・テンジン》が馬を用意してくれた。乗馬トレッキングはまさに極楽である。ラクパ・テンジンとは1996年7月のランタンコーラ撮影で一緒であり旧知の仲であるが、じつに気配りのある好青年である。

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23*ゴーキョの氷河湖畔:ネパール・ゴーキョ4900mにて*ここゴーキョ氷河湖はゴジュンバ氷河から流れ込んできた川で氷河湖が作られ、畔にはいたるところに黄色のサクラソウが群生し、ヤクたちが草を食んでいる。

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24*ゴーキョのヤク:ネパール・ゴーキョ4900mにて*最奥の地では資材の運搬やチーズ・バターなどの入手は《ヤク》に頼らざるを得ない。住民にとって《ヤク》は生活の糧である。

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25*岩場に咲くサキシフラガ・ササノィデス(ユキノシタ科):ネパール・ゴーキョ4900mにて*ゴーキョといえば《ブルーポピー(青いケシ)》が咲くことで有名であり、今回のメインテーマであるが、青いケシのほかに珍しい高山植物に出会うことが出来た(ブログでは《NO54ゴーキョ・ピーク花紀行2003》参照)。この《サキシフラガ・ササノィデス(ユキノシタ科)もその一つで、岩場にへばり付き見事な黄色い花を咲かせていた。冬には零下何十度にもなる極寒の岩場で生きる生命力に脱帽である。

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26*ゴーキョ・ピーク北斜面に群生のサクラソウ:ネパール・ゴーキョ4900mにて*4000mを超える水辺には黄色いサクラソウが群生している。ここゴーキョ・ピーク北斜面でも、斜面の沢伝いの流れに沿ってサクラソウが群生していた。

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27*ガレ場に咲く青いケシ:ネパール・ゴーキョ4800mにて*青いケシはガレ場に一輪ずつ咲いている。中国の巴朗山峠(4100m)の青いケシは4~5がまとまって咲いているが、ここゴーキョでは一輪で咲いている。シェルパの話では、近くに青いケシの種があるとそれを嫌い種は発芽しなという。なんと孤独な花であろうか。

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28*ゴーキョの氷河湖とロッジ村:ネパール・ゴーキョ5100mにて*ゴーキョにはゴジュンバ氷河から流れる川水で幾つかの氷河湖が出来ている。この氷河湖は《ドゥード・ポカリ》で湖面の色合いが大変に美しい湖である。画面やや中央上部は宿泊ロッジである。

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29*酸素を吸いながら:ネパール・ゴーキョ5000mにて*この地は標高が高く、平地に比べ酸素が五分の二程度であり、少し早足で歩くとすぐに息切れする。高山病になったら高度を1000m下げるか、十分な酸素を吸うことだと言われとぃる。宮原さんが酸素ボンベを用意していてくれたので、ゴジュンバ氷河を見に行くときに酸素実験をしてみた。酸素を吸いながら歩くとなんと気分爽快なことか。早速、夜寝る前に一服してから寝ることにする。

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30*濃霧のゴーキョ・ピーク斜面を行く:ネパール・ゴーキョピーク5200mにて*ゴーキョコースの最大の目的は、なによりも、ゴーキョ・ピーク(5400m)の頂上に立つことである。ゴーキョから頂上まで4時間をかけて登る。5000mを超えると酸素不足で、一歩登っては一休みが続く。カメラ機材はポーターが背負ってくれるのでトレッキングポール一本の身軽さであるが、息も絶え絶えである。

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31*ゴーキョ・ピーク5400m頂上にて*やっとの思いで5400mのゴーキョ・ピーク頂上に立つ。頂上での真っ赤に染まるエヴェレスト・Mt Everest(8848m)やマカルー・Makalu(8463m)、チョオユー・Cho Oyu(8201m)などヒマラヤン・ジャイアンツを撮影したかったが、生憎の濃霧と降雪で、途中から吹雪模様となったため、頂上の出の記念撮影を済ませてから、早々に下山となった。

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32*ポーターと共に:ゴーキョピーク5300mにて*ゴーキョ・ピークの頂上に立てたのはポーターのお陰である。思いカメラ機材を背負い、私を励ましながら、「ビスタリー! ビスタリー!(ゆっくり! ゆっくり!)」と大きな声をかけてくれた。

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33*シャンボチェ飛行場:シャンボチェ3800mにて*ゴーキョからシャンボチェに帰り、《ホテル・エヴェレスト・ビユー》に一泊後、チャーターしたヘリコプターでカトマンズまでフライトの予定であったが、早朝からの濃霧のためヘリコプターが離陸できなくなってしまった。

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34*シャンボチェ飛行場停滞のヘリコプター:ネパール・シャンボチェ3800mにて3800mにて*毎朝午前5時に起床し、ホテル・エヴェレスト・ビユーからシャンボチェ飛行場まで一時間をかけ出かけるも、毎日、濃霧と悪天候のため、ヘリコプターは離陸不能であった。その間一週間、毎朝、ホテルと飛行場との往復である。昼間は付近の高山植物撮影をしたり、小動物を追いかけて時間つぶしをした。ヘリコプターが早朝の一瞬の晴れ間をついて離陸でき、カトマンズへ飛行できたのは一週間後であった。

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35*ゴーキョピーク登頂を終えて(ホテル・エヴェレスト・ビュー玄関前):ネパール・シャンボチェ3800mにて*今回の撮影ツアーを支えてくれたシェルパや、ポーターたちは、ホテル・エヴェレスト・ビューに帰ってきてすぐに、徒歩にてカトマンズや出身部落に帰るが、その前に記念撮影をした。彼らは実に気立てが良く働き者で、いつも笑顔で接してくれた(写真左下が私で、その右が宮原さん)。 《完》
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by chusan8611 | 2009-11-15 11:18 | ヒマラヤ・トレッキング
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NO52:秋の天城縦走路ブナ林2009

2009年11月初旬に、私の出身小学校(小田原市立早川小学校・昭和22年卒業)の同窓会があり、62年ぶりに小学校の同窓生と旧交をあたためました。同窓会はここ三年毎に開かれており、毎回案内をもらいながらも、11月はヒマラヤ行きと重なり欠席続きでいたが、今年はチベットの政治情勢不安から外務省から渡航自粛令が出されたためヒマラヤ行きが中止となり、急遽、同窓会への出席が可能となりました。それにしても、高校や大学の同窓会と違い、小学校の同窓会は飾り気がなく、田舎言葉丸出しで実に楽しいものでした。その会で、60数年ぶりに親友のKさん(陶芸家であり、伊東市川名で窯元とペンションを経営)から《天城縦走路のブナ林の紅葉》撮影を誘われました。早速に飛びつき、彼の案内で《天城縦走路》のブナなどの紅葉を堪能してきました。

彼の説明によると、「伊豆の最高峰万三郎岳(1407m)を中心とした天城連山は、伊豆半島を南北に分ける長い尾根で、アセビ、ブナ、ヒメシャラ、シャクナゲなどに覆われ野鳥も多い原生林である。 天城縦走は、この原生林の尾根につけられた全長約20kmの健脚向ハイキングコース。枝道も多いが、よく整備されたコースで案内標識もしっかりしているし、縦走路標識(青と黄のプレート)もつけられているので間違いなく歩ける。四季それぞれすばらしい写真が撮れるが、とくに11月初旬のブナ林の紅葉は絶景ですよ」とのことでした。

ヒマラヤでは、ポーターに撮影機材を背負ってもらい空身のトレッキングですが、久しぶりにカメラザックを背負いながらの撮影で多少疲れました。しかし、天城縦走路の風景は、そんな疲れを消し飛ばす絶景でした。作品の中から何枚かを投稿します。

2009-11-11  加藤忠一記
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01*落葉の縦走路*今回の撮影は、徒歩往復7時間、距離15kmほどであったが、きつい急坂もなくアップダウンの少ない遊歩道であった。遊歩道は落葉に敷き詰められ、久しぶりに靴底にやさしい感触を感じながらの歩行であった。

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02*ブナ林の紅葉*縦走路はブナやヒメシャラは落葉していたが、モミジが紅葉の盛りで全山を覆っていた。谷間からは野鳥の囀りが聞こえてきた。

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03*ブナの幹模様と紅葉絵巻*ブナの木は黄葉を過ぎていたが、その幹の模様は色とりどりで、その幹を入れながら背景の紅葉風景を撮り入れてみた。

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04*サルの腰かけ*縦走路から中に入ると、朽ち果てはブナの大木に大きなサルの腰かけなども見られ、深山の情景を見ることが出来た。

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05*黄葉の散歩道*起伏の少ない尾根道はブナの木が根っこ丸出しで張り出し、たくさんのヒメシャラの木が艶のよい肌を見せてくれた。

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06*道路横断中のブナ大木の根っこ*道路端には大きく根を張りだしたブナの木もあり、ブナ原生林といったところか。青森の白神山地のブナ林に行かなくても、ここ伊豆にも、こんなすばらしい《ブナ林》があるとは驚きであった。

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07*ブナ大木の枝張り出し*道路を少し中に入ると、大人が3~4人でないと測れない幹回りのブナがみられる。天に向かって四方に枝を張り出し、さかんに存在を誇示していた。超広角(10mm~20mm)のレンズで切り撮ってみた。

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08*天空に広がる黄葉ショー*ブナやヒメシャラの落葉樹の林の中には何本かのモミジが紅葉し、それが折からの青空に向かって張り出し、《天空紅葉ショー》を見せてくれていた。

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09*《シコをふむ古ブナ山》*歩きながら道路左右の林を注視していれば、いろんな形をした木々を発見できる。この老ブナの幹を見て咄嗟に思いだしたのが、相撲での《横綱の土俵入り》である。横綱(ブナ)の右には太刀持(立ち枯れの木)まで立っていたのには、思わずにっこりである。

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10*伊豆の山並みを従えて立つブナ*このブナの形も気に入った一本である。紅葉したモミジを何本か従え、バックに伊豆の山並みを見せて、その存在を誇示していた。

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11*ブナ絵巻*ブナ林の撮影も《光》がないと平凡な写真にしかならないことが多い。姿・形が面白いとか、背景が面白いとか、脇役がいればよいが、それらがないと写真にならないことが多い。この日は「曇り、ときどき晴れ」の天気で気まぐれの《木漏れ日》に期待した。この時も、画面左上に太陽が差し込んでくれたので逆光に紅葉が浮かび上がってくれた。

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12*ブナ幹の帯模様*紅葉撮影の楽しみの一つが幹に巻きつく《ツタ》の絵模様である。この老ブナ大木の幹模様と蔦カラーに注目した。自然の配色・造形である(10mm~20mmの超広角レンズ使用)。

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13*ヘビブナ1(Snake Beech Tree)*友人の陶芸家Kさんの目的の一つが、この《ヘビブナ》を見ることであった。Kさんは何回も天城縦走路を歩いているがまだ見ていなかったという。今回、この《ヘビブナ》を見るために3時間以上をかけて登ってきた。《ヘビブナ》はその名の如く地上2メートルほどで幹が下に向かって大きくうねり、地面すれすれの所で再び空に向かって伸びている。角度によってはシカや龍、カタツムリにも似ている、との見方もある。ヘビブナのバックにヒメシャラの木を入れてみた。

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14*ヘビブナ2(Snake Beech Tree)*戸塚峠から一時間ほど坂を登り切り、水をあおりながら、登山道から20メートルほど外れた場所、鬱蒼(うっそう)とした木々に囲まれた窪地に《大蛇ヘビブナ》はいた。「樹齢は100年足らず。若いころ倒木が覆いかぶさるなどして、ヘビのような形になったのでは」とKさんは言う。自然が育んだ芸術品である。ヘビブナのバックにブナの木を入れてみた。

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15*二本のヒメシャラ*ヘビブナを撮影後、下山途中は登るときに見なかった風景を探しながら下山する。落葉する木々の林の中で、緑色の葉を残す木と紅葉のモミジを従えた二本の《ヒメシャラ》を発見、構図を決めてシャッターを押した。

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16*ブナの幹とモミジの紅葉*ブナの木は形よく並ぶことは少なく、バラバラに立っていることが多い。ここでは五本ほどのブナの幹が等間隔に立っており、そのバックにモミジの紅葉を配してみた。

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17*ブナの大根*ブナの大木は重量を支えるため周囲に大きく根を張る。形のよい根の張り具合と風格のある大根を捜し、この一枚をみつけた。存在感のあるブナの大根である。

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18*白いキノコを纏った枯れ木と紅葉*白いキノコを身に纏った枯れ木を発見、構図のバックをいろいろ変えながら、最終的にこの一枚に構成しシャッターを切った。

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19*夕陽に輝く落葉道*秋の夕陽に長い影を落とし、ヒメシャラの木立がつづいた落葉の道をのんびりと歩きながら下山した。

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20*天城再会を約束して*親友Kさんの話では5月初旬の《ブナやヒメシャラの新緑》は天下一品であるという。その頃の天城縦走路での再会を約束して天城路を後にした。《完》
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by chusan8611 | 2009-11-11 15:54 | 日本の風景
CHUSANの写真ブログ《感動発信!感動共有!》
NO51:秋の箱根美術館苔庭

紅葉の名所は日本各地に数多くありますが、その多くは、山深い山間部だったり、東北や関西の寺社・仏閣の中という所が多く、気軽に紅葉風景を楽しむことが出来ません。そんな中で、今回投稿した箱根美術館は、電車利用で2時間ほどの所(箱根強羅)にあり、すばらしい紅葉を楽しむことが出来ます。箱根湯本駅より箱根登山鉄道の「強羅駅」より徒歩約20分の強羅公園上に位置します。
箱根美術館は、昭和27年に縄文時代から江戸時代にかけての日本古陶磁器、約150点を展示する美術館ですが、その庭園には、苔庭や竹庭が四季折々の美しさを見せてくれます。とくに、紅葉の時期の箱根美術館は、美術館全体が赤や黄色に色づいた木々で覆われます。苔庭から伸びている木々も美しく色づき、庭園を歩く人たちの目を楽しませてくれます。紅葉がピーク(11月初旬~中旬)の時はさすがに混雑しますが、平日の開館直後が狙い目で、朝陽の斜光線に浮かび上がる木々の葉を撮影できます。ともかく、紅葉が輝く庭園の中を歩くのは気持ちの良いものです。私は機会があれば、この庭園を訪ねることにしており、ここ数年は、一年おきに行っています。
北海道の大雪山や北アルプス涸沢などの《大自然紅葉》も絶景ですが、箱根美術館苔庭の紅葉など《小自然紅葉》もまた素晴らしいと思います。どうぞ、私のみつけた《小さな秋》をご笑覧ください。

2009-11-11  加藤忠一記

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01*太鼓橋付近の紅葉(2009年撮影)*美術館入り口左側に入ると苔庭全体が見渡せる。その左には「太鼓橋」が懸かり、それを入れて苔庭を撮ってみた。今年訪れたのは11月初旬で見ごろには3日~4日早かったようである。

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02*朝日の差し込む苔(2004年撮影)*苔庭にはびっしりと苔が生え、緑の絨毯の上に一葉のカエデが落葉し、そこに朝日が差し込んでいた。

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03*太鼓橋を行く(2009年撮影)*この時期、苔庭にある「茶室・良和亭」では茶会が開かれており、和服姿のご婦人たちで賑わっていた。

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04*茶室入り口にて(2004年撮影)*茶室・良和亭入り口には、休息用の縁台がおかれ、そこに差し込む朝日の陰陽のコントラストが印象的であった。

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05*苔庭の散歩道(2009年撮影)*苔庭には石畳の散歩道が造られ、苔庭に入らないように苔保護がされている。カメラマンが三脚で撮影すると一般散歩人に迷惑がかかるし、三脚が苔庭に入りがちのため、三脚は使用禁止となっている。

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06*午後の日差しが差し込む苔庭(2009年撮影)*午後の柔らかい日差しが差し込む苔庭も何となく風情が感じられ、私の好きな風景の一つである。

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07*濃淡のある苔庭風景(2004年撮影)*強い日差しが差し込むと、柔らかい苔庭も一転、濃淡の強い庭風景に変身してしまう。

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08*落ち葉の苔庭1(2006年撮影)*開館直後に入ると庭掃除人も入ってなく、前夜来の落ち葉が苔庭一面に覆い尽くされている。

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09*落ち葉の苔庭2(2006年撮影)*苔庭の落ち葉は掃除人が絶えず拾い集め、苔庭をきれいにしているが、カメラマンとしては、自然のままの景色を撮影したいので、あまり人手を入れたくないとつい思ってしまう。

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10*落ち葉の苔庭3(2008年撮影)*入り口左側手前には小川が流れ、そこの窪みに落ち葉が吹き寄せられている。右手のモミジの木を全面に配し切り取ってみた。

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11*落ち葉の苔庭4(2008年撮影)*昨年2008年11月中旬撮影のショットであるが、この秋の苔庭は比較的に紅葉がきれいで、見事な色合いを見せてくれた。

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12*落ち葉の苔庭5(2008年撮影)*集められた落ち葉は一か所に集められ、後刻、掃除人が処分するが、それまでは撮影の邪魔になってしまう。日陰に集められていたので目立たないが、日向では写真にならない。

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13*茶室・山月庵の紅葉2008年撮影)*苔庭の奥は茶室・山月庵になっており、この付近のモミジの色合いは比較的すばらしい。

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14*竹庭の紅葉1(2009年撮影)*美術館本館に行く途中、「萩の家」の向こうの竹林に一本のモミジがあり、その枝ぶりが大変に素晴らしくよく撮影される。今年は若干早すぎたが、まだ緑色の葉も混じり、バックの竹林に映えて見事であった。中央下の小枝にスポット的に木漏れ日があたり、咄嗟にシャッターを切った。

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15*竹庭の紅葉2(2009年撮影)*この写真も今年の竹庭のモミジであるが、紅葉は年年の気象条件で微妙に変化する。3日~4日早すぎたが、その代わり、緑と赤の混合色が見事であった。

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16*竹庭の紅葉3(2006年撮影)*この写真は2006年11月中旬に撮影したものであるが、逆に2日~3日遅すぎて、真っ赤に紅葉しているものの、一部の枝に落葉も見られた。

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17*竹庭の紅葉4(2006年撮影)*一部の枝に落葉が見られたものの、真っ赤な紅葉の枝がバックの竹林の緑に映えてくれた。

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18*竹庭の紅葉5(2006年撮影)*前面に四本の竹を入れてアクセントにしてみた。

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19*観山亭手前の紅葉(2004年撮影)*観山亭に行く途中に苔むした石と形のよいモミジがる。折からの逆光に真っ赤な枝が浮かび上がってきた。

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20*観山亭の紅葉1(2009年撮影)*観山亭は巨岩による石組みと渓流を中心とする庭園で、ここから大文字焼きで有名な明星岳を望見出来る。

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21*観山亭の紅葉2(2009年撮影)*観山亭の右手奥に一本のモミジの木がある。日当たりが良いせいか真っ赤に紅葉していた。実に見事である。 《完》
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by chusan8611 | 2009-11-10 20:22 | 日本の風景